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2016年4月17日 (日)

小説・センカク、3回目(こんごの居酒屋)

2回目へ

オレたちを「未開人」って言ってる奴が、日本にいるらしいぜ。」

「そらホントか?どこに住んでるんだ、そいつは。」

「だから日本だって、なんでも元加治とか言う所らしいぞ。」

「あー、元加治か、オラ知ってる、あすこは電車が10分に1本来るらしいぞ。」

「そりゃスゲーな、電車、いつ来たっけ、ここは?」

「うーん、最近見てねーな。」

「だけどよ、こいつ、『差別するなり、蔑む事でしか自分を強く見せられない』って、言われてるけど、てことはよ、差別せず、蔑まなきゃ、強く見せられるってことかー?」

「『匿名希望です。』だからな、こいつの言うこともあてになんね。」

「そうだな。」

「でもよ、サップさんを見倣えばいいってことじゃねーか。」

「『匿名希望です。』の言うことだからな、サップさん見倣っても、ダメじゃねーか。」

「そーだ、そーだ。」

「ところで、電車、いつ見たっけ、ここで?」

「電車か、電車なら、三日前に、元町・中華街ゆきを見たぞ。」

「あーあ、そうだ、そうだ、走ってた。あれだろ、シブヤまで座っているけるやつな。」

「そう、そう、なんでもシブヤってところには、スクランブル交差点があって、人が四方・八方からなだれ込んでいるってーのによ、誰もぶつからねーらしいぞ。」

「そりゃ、あれだよ、ここも同じだ。」

「でもよ、シブヤってとこは、凄い数の人が歩いてるって―のによ、ぶつからねーらしーぞ。」

「ほー、それはスゲーな。」

「でもよ、日本ってよ、普通の国になるって言ってるのによ、まーだ、天皇制とかやってるらしーいぞ。」

「ホー、そーなんだ、変わってるな。」

「もしかするとあれだぞ、天皇制があるのが普通だ、お前の国にはまだねーのか、そんじゃ、おれっちの天皇制を恵んでやる、とか言ってさ、神社なんか建てちゃってさ、天皇制がない未開人のくせに洋服なんかまだ早い、とか言い出したりしねーか?」

「どーかな?」

「まああれだ、日本は遠いから、そんなに心配することネ~だし。」

「んだな、中華人民共和国もがんばってるし。」

「んだ、んだ。」

「『差別するなり、蔑む事でしか自分を強く見せられない」なんて、言われているかな?」

「まあ、あすこは、人口も多いし、広いしな。」

「ところで、『Yuko Saitoさん』って、誰だ?」

「誰だろな?」

「バックナンバーは、2006年11月からあるみたいだけどな?」

「懐かしいなー、2006年11月、まーだ、スカート履いてなかったんだな。」

「まーだ、小さかったからな。」

「んなことねーだろ、ちーさい子だって、スカート履くぞ。」

「バーか、電車のことだ。」

こんな会話がこんごで行われているころ、ナタガラとリモラは、しゃがりこサラダとキャラメルコーンを食べながら、自衛隊の活躍をテレビで見入っていた。

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