2009年12月 9日 (水)

ATS-Pなし急カーブは多くとも「日勤教育」はJR西日本だけでは?

2回に渡りJR西日本の福知山線列車脱線事故の経営幹部の責任を考えて来ましたが、2回目の「山崎氏の判断が完璧でなかったからあのような重大事故が発生」はちょっと厳しいかな、と思っておりました。
完璧な人などいませんから。

ATS-Pなどない時代から鉄道の急カーブは少なくなく、高速運転の路線もありました。京急に乗っていると、高速で急カーブに突っ込んでいくのでこちらが怖くなるほどです。
強いて言えば、1996年の函館本線の貨物列車脱線事故でしょうか。時速60km制限のカーブに時速120km近い速度で進入し、貨車がすべて脱線し斜面から落ちた、という事故です。旅客列車ならば福知山線事故を上回る死傷者が出たことでしょう。
死傷者が出なかったからでしょう、福知山線の列車脱線事故の時とは異なり、急カーブ区間に速度照査機能のある保安装置の設置を国が鉄道各社に求める、という事態にはなりませんでした。
神戸地方検察庁によると、当時 JR西日本の社長だった井手 正敬氏も、この事故を大して気にも止めなかったようです。
それとも、JR貨物の事故だったから? 「だってあそこ、三流だよ」とか?

閑話休題。
ウィキペディアの「日本の鉄道事故(1950年から1999年)」によると、函館本線で貨物列車が3回、急カーブを高速で通過しての脱線しています。1回目は飲酒運転の居眠り、2回目と3回目は夜明け前の眠たくなる時間帯の居眠りです。脱線箇所も近くです。線路条件が特殊なのでしょう。
これ以外、戦後にこのような事故は発生していないようです。しかしJR西日本の福知山線で発生しました。

JR西日本の特殊要因が疑われますが、思い浮かぶのがJR西日本の「日勤教育」です。
ミスをした運転士に作文書かせたり草取りさせたり、だったと記憶しています。
わざとミスした人には効果的ですね、おそらく。
しかし、運転技術が稚拙な人が、作文や草取りで上達するとは思えません。運転技術を指導できるベテランがいなかったのか、またはそのようなベテランに適切な指導をさせていなかったわけです。

JRの発足時、思想(所属労組)による採用差別をしています。JRになってからも昇進などで差別しています。
優秀な人材が指導に当たる体制をとれなかったのか、とらなかったのか?。

JR福知山線の列車脱線事故は、ATS-Pが設置されているか、または、JR西日本の社内体制が適切であれば発生しませんでした。
そして神戸地方検察庁はATS-Pだけに注目しました。

ATS-Pがあっても、レールがずれていたり、ボルトが緩んでいれば列車は脱線します。
JR西日本は社内風土の改革を標榜しているようですが、「患部」を見誤っていては心許(もと)ない。

(12月9日 22時追記)
JR西日本は井出氏との絶縁を宣言しました。ご本人は馬耳東風のようですが、JR西日本は変わりつつあるのかもしれません。
神戸地検は患部(と幹部)を見誤ったまま終わりとなるようです。わざと、かもしれませんね。いわゆる「国策捜査」。
組合差別については、JR貨物が、差別していた国労と和解したとの報道が以前にありました。JR西日本については知りません。


(1回目)「尼崎事故でJR西日本の歴代社長に責任なし? 捜査機関はあなたですよ、地検さん
(2回目)「そこまで言うなら、JR西・山崎鉄道事業本部長(当時)も赦してあげない?

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2009年12月 8日 (火)

そこまで言うなら、JR西・山崎鉄道事業本部長(当時)も赦してあげない?

(12月9日20時10分)タイトルの「許し」を「赦し」に修正しました。

JR西日本・福知山線列車脱線事故で唯一刑事責任を問われているのが山崎 正夫氏です。
鉄道事業本部長時代、事故現場を急カーブへ変更したにも関わらず速度照査機能があるATS-Pの設置を見送ったことが起訴の理由です。

事故を契機に、速度制限のある区間に速度照査機能を持った保安装置の設置が進みましたが、逆に言えば、事故現場と同様な危険性を山崎氏と同様に放置していた責任者は少なくなかった訳です。
また山崎氏は、福知山線以外の他線区でのATS-P設置を優先させた訳ですが、これにより、他線区での重大事故発生が防止されていたのかもしれません。福知山線を優先させていたら、例えば、東海道線で三重衝突事故が発生していた、かも、しれない、ということですね。

事故調査委員会の情報漏洩など、山崎氏の人格が高潔とは言えませんが、それほど極悪非道でしょうか?
起訴を免れている歴代社長3名に比べて、彼の責任がより重大とは私は思いません。

事故直前、乗客が遅れの苦情を車掌に言い募っていた、その対応で車掌は忙しかった、との報道もありました。事故後、JR西日本職員への暴行・暴言が多発したとも言われています。
感情的な大衆の批判に迎合した神戸地検が、「具体的な証拠」を簡単に得られる山崎氏をスケープゴートにしたと、私には見えます。

なお山崎氏の判断が完璧でなかったからあのような重大事故が発生しました。
その責任は歴代の社長3名と同様に重く、刑事責任を問われて当然と私は思います。歴代社長3名の刑事責任追求は、検察のお仕事であります。地検にこそ日勤教育が必要です。

あのような重大事故の刑事責任が社長に及ばないのであれば、JR西日本が鉄道事業でいかなる素晴らしい業績をあげようともその責任はすべて鉄道事業本部長に帰するはずです。
社長は道義的責任を負うだけ、となるのでしょう。役員賞与のアップはなし、ですね、当然。

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2009年12月 7日 (月)

尼崎事故でJR西日本の歴代社長に責任なし? 捜査機関はあなたですよ、地検さん

2005年4月のJR福知山線列車脱線事故について、神戸地方検察庁は2009年12月4日、JR西日本の歴代の社長3名を嫌疑不十分で不起訴としました。
業務上過失致死死傷罪で神戸第一検察審査会は起訴相当としたため、神戸地検は1ヶ月半かけて再捜査し、3名からも事情を聴いた結果、とのことです。

4日の発表で会見した山根 英嗣・次席検事は「歴代社長3人に法廷で話してほしいという遺族らの気持ちはわかる。だが、検察は『起訴=有罪』という意気込みで処分を決め、信頼を得てきた」と話したそうです。朝日新聞(12月5日・朝刊)によると、具体的な証拠がないと刑事責任は問えない、との判断なようです。

不起訴と読んで怒りを感じていた私も、検事さんにそう言われると、そうなのか、検事さんも色々 大変なんだな、と思ったりしてしまいます。

乗務員は色々と手当がある、事故を起こした若い運転士は、運転業務から外され手当が減るのを嫌って事故直前のミスを気にしていた、という報道もありました。
JR西日本では、乗務員でなければ人でない、というほど駅員さんなどの待遇が悪いのかな、と思ったりもしました。
事故列車の車掌は40歳台だったと思います。中堅のはずです。ミス連発の後輩を適切に指導することはできませんでした。
二人が所属する労働組合が異なっていたようでもあります。映画『沈まぬ太陽』で日航が話題になりましたが、労組の内ゲバ騒ぎのあった国鉄、その後進のJRがこの面で負けているとはとても思えません。
日勤教育もありました。
そのような訳ですので、「具体的な証拠」を遺族に要求したりせず、自分たちで見つけなさいね、と私は山根 英嗣氏に教え諭(さと)してあげたい、と思い直した次第です。

あれだけの大事故を起こした企業の社長に責任がないならば、社長のお仕事は何でしょうか?
また1996年12月の函館線脱線事故の原因が制限速度を超過して急カーブを通過しようとしたこと、と社長が知り得なかったことも不起訴の理由となっています。以前も書きましたが、おかしな話です。
それから、事故の遺族は話を聞きたいだけではなくて、3名に罪を償ってほしいのだと私は思います。

今回不起訴となった3名は次の通りです。

井手 正敬(まさたか)氏
事故現場のカーブを急カーブに変更する工事の時の社長。
南谷 昌二郎氏
井出氏の後任の社長。
垣内 剛(たけし)氏
事故当時の社長。

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2009年11月15日 (日)

東京都関連の天皇即位20年記念切符3種と部外者のお話し

東京都関連の都交通局と多摩都市モノレール・東京臨海高速鉄道の、平成の天皇即位20年記念切符が購入できました。
交通局は2009年11月12日(木)夜に購入。多摩都市モノレールは14日(土)、東京臨海高速鉄道は15日(日)の購入です。

091115tickets2
2009年11月15日、東京都交通局発行の天皇即位20年の記念切符。
右はカトーのNゲージの西武E851。

091115tickets
2009年11月15日、天皇即位20年の記念切符。
左が東京臨海高速鉄道、右が多摩モノレール。
下は、カトーのNゲージの西武E851。

図柄はいずれも二重橋です。モノレールとゆりかもめのデザインはほとんど同じ。

20年記念の式典は12日(木)にあったわけですが、モノレールとりんかい線はその日が過ぎても売れ残っていました。ゆりかもめもこの様子だと売れ残りかもしれません。
私が購入したりんかい線・大井町駅にはポスターがありましたが、モノレールと都営地下鉄の駅にはありませんでした。売る気がないのか?

石原 慎太郎・東京都知事などが教育現場で日の丸・君が代の強制に一生懸命だった2004年、強制に批判的なコメントを天皇が出しました。憲法を大事にする人と分かります。
一方、西武鉄道では、グループのプリンスホテルが、裁判所の命令を無視して、憲法が保障する権利である集会・結社の自由を踏みにじりました
記念切符の発行は宮内庁の内諾・許可が必要と思われますが、鉄道会社に許可がなかったのかもしれません(理由は明示されなかったと思われます)。
石原 慎太郎氏 指導下の交通局などは、宮内庁の「木っ端役人」の言うことなど無視しろ、との知事の命令で都の"木っ端 職員"が仕方なく強硬発売した?

商店街などに即位20年を祝う飾りがなかった理由はよく分かりませんが、...。皆さん、興味がなかったの? 俺らより憲法の方が大事なのかよ、と怒ってしまった、とは思えませんし、...。
天皇制は「日本国民が世界に最も誇ることができる」ものと語る方(石破 茂・衆議院議員)もいらっしゃいますが、普通の人に天皇制は縁のない存在に思われます。

国民祭典で天皇が、「皆が協力して力を尽くし、良い社会を築いていくことを願っています。」と話しているのをテレビで見て、まるで他人事ね、さすがに高貴なお方は違うわ、と私は感じました。
しかしよく考えると、あの人は政治的なことは一切 やってはいけない人です。
慰問など、当たり障りのないことはできますが、これも政府の許可があればこそ。政府に楯突いたり、国民を指導してはいけません。
天皇は世襲の地位(?)ですから、このような縛りは必要です。不適切な人がたまたま長男として産まれて来ないとも限りません。

朝日新聞には、たまに、いまや右翼も天皇制から離れようとしているといったお話を書く人がいます。
しかし、上記の石破さんもいらっしゃいます。
街頭活動していた右翼の方に、天皇制はないとダメですかとお尋ねしたら、けっこう気色ばんで必要だと反論されました(数年前のこと)。
一部のコアな方にはまだ、天皇制が心の中にあるようです。
しかし一般の人は無関心。
民主主義や正義といったものに興味なく、井の中の蛙のプリンスホテルに嬉々(?)として協力した、節操ゼロの鉄道趣味人・団体もありました(私も<幽霊>会員の鉄道友の会も協力していたようです)。こちらへの自己申告はありません。鉄道好きの団体ですので、議論をふっかけても、仕方がないかなか、と。(11月16日 20時35分追記)
大鉄道博、のことです、念のため。(11月16日 20時35分追記)

国民祭典で自身が漏らしたように、天皇は社会の部外者でなければならない人です。
願い・祈り、当たり障りなく励ますことしかできません。
生活は保障されていますが、人として幸せなのかはよく分かりません。

今回は、天皇をちょっと政治利用させていただいた気がする鈴木やす でした。

石破氏のブログにトラックバックを送りましたが、1日 経っても反映されていませんので、無視されるのかも。念のため、もう一度。(11月16日 20時35分追記)

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2009年10月31日 (土)

09年10月31日の西武池袋線で二題

2009年10月31日(土)の稲荷山公園駅を通過した1104レ(飯能 7時43分発・快速急行 池袋ゆき)の(<-飯能)4021F+4013Fです。

2009年10月31日、稲荷山公園、4021F+4013Fの1104レ。
2009年10月31日、稲荷山公園、4021F+4013Fの1104レ。

唯一の副都心線対応工事が未実施の6000系となってしまった6113Fが、本日は地上線の優等列車運用に入っていました。写真は3108レ(飯能 16時58分・快速 池袋ゆき)です。

2009年10月31日、元加治、6113Fの3108レ。
2009年10月31日、元加治、6113Fの3108レ。

冒頭の写真を見ると、戦闘機や潜水艦・戦車を所持し、兵隊さんも沢山いるのに政府から戦力・武力と認めてもらえない(憲法9条)組織は、3日後の興業(航空自衛隊入間基地の「入間航空祭」)に備えてでしょう、すでに陣地にテントを張っていることが分かります。
一晩で興業の準備をできるくらいになれば、戦力・武力として政府に認めてもらえるでしょうか? ちなみに西武鉄道の方はまだ、臨時改札口の設置準備は始めていませんでした。さすがに、違います、怖ろしや怖ろしや、...。
面白くもない与太話はともかく、そろそろ憲法違反は止めたいものです。
読み進んでいる加藤 陽子著『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』に、戦争放棄を戦前に唱えた軍人・水野 廣徳が紹介されていました。
人殺しと破壊活動の練習を同胞にやらせておいて憲法違反にしておくのも、人倫に反します。
早く廃止してあげたいものです。

なお11月3日の臨時ダイヤが武蔵藤沢駅の時刻表に貼られていました。

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2009年10月24日 (土)

09年10月、朝日新聞に西武電車の話題二つ、ほか

最近、朝日新聞に西武鉄道の話題が二つ載っていましたので、ご紹介方々感想など。

入間航空祭で「パーク&レールライド」を実施
2009年10月21日の朝日新聞朝刊の第2埼玉面に、「狭山の入間航空祭 車+電車で混雑解消」という記事がありました。
11月3日は、西武池袋線・稲荷山公園駅が最寄りの航空自衛隊入間基地を一般公開する「入間航空祭」が開催されます。例年、西武池袋線は臨時ダイヤとなり、一部の列車は通勤ラッシュ並の混雑になることもあり、入場者は20万人規模。
そこでJTB首都圏と西武鉄道が協力。利用者は、会場から約13kmの西武狭山線・西武球場前駅近くの駐車場に車を預けて、電車で稲荷山公園駅へ向かう。航空祭の会場は同駅の目の前。
駐車場は西武グループ所有で、450台分を用意する。
JTBのサイト(http://amarys-jtb.jp/iruma2009)で事前の申し込みが必要。料金は1台1000円、とのこと。

西武球場前駅から稲荷山公園駅へ行くには西所沢で乗り換えが必要ですが、通常はホームの向かい側の停車なので、乗り換え自体は楽です。
池袋線の電車は当日かなり込みますが、渋滞は避けられますので、遠方から自動車で来場をお考えの方には便利でしょう。

「銀河鉄道999記念切符」、再び発売
10月23日の朝日新聞朝刊・社会面に「『999切符』また買えます」が掲載されていました。
9月9日に発売されたこの記念切符は私も購入出来ませんでしたが、5時30分ころには売り切れたと、以前も朝日新聞が記事にしていました。
今回発売する切符は9月9日の限定販売分と価格・図柄は同一。発行番号を3000番台からとし、区別するそうです。
西武鉄道「スマイル&スマイル部」で通信販売を10月23日から受け付けるほか、練馬区内の12駅(限定販売だった駅)でも11月1日から後日引換の申し込みを受け付けるそうです。詳しくは、(リンク先はPDFファイル)西武鉄道のサイトに案内がありますので、ご参照ください。

23日の朝日新聞の記事によると、同紙の投書欄に掲載された、この記念切符売り切れを悲しむ幼稚園児の話が再販売を大きく後押ししたとのこと。
銀河鉄道999の原作者・松本 零士氏からは「楽しみにしていた子どもたちを悲しませちゃだめだ」とのお言葉があったとのこと。
個人的には、子供を甘やかしてどうする、と思わないでもありませんが、折角ですので、私もおこぼれに預かろうと思う次第です。
9月9日に駅売店で販売したオリジナルピンバッジも11月下旬に、デザインを一部変更して販売すると西武鉄道のニュースリリースにありました。

竹中 平蔵・慶応大教授はソ連の失敗を学んでいない?
突然話は飛びますが、10月21日の朝日新聞朝刊・オピニオン面に、竹中 平蔵・慶応大学教授のインタビューが掲載されていました。構造改革を声高に叫んだ小泉政権で、経済財政担当相や郵政民営化担当相・総務相を努めた方で、いわゆる「構造改革」の、言い出しっぺ、のような方です。
インタビューでは民主党政権に成長戦略がないなどと批判し、成長のためには法人税引き下げと規制緩和が必要、不十分な規制緩和が格差の原因、などと主張していました。
医療・福祉・教育で規制を緩和すると貧困層が困らないかという問いに、「最低限のナショナルミニマムを確保した上で、自由な選択の場を広げるんです。」「100万でも1千万でも払って名医の治療を受けたい人はいる。」「世界的名医といわれる人が風邪の治療もしている。それは若い先生が経験を積むためにやってもらえばいい」などと答えています。

100円・1000円の医者と、100万円・1千万円の医者、とは誰がどのように判断・決定するのでしょうか? 年功序列?
ただの風邪だと分かっていれば、若い先生の練習台になってあげても構いません。もしかするとこれは難病のあの○○病ではと先生が疑っていたら、私でも、違う違う、これは風邪、君はまだまだ未熟だね、と説教もしてあげられます。
竹中氏は、医者の優劣は数値等で序列化可能、病状の判断は誰でも可能とお考えのようですが、ふと、ソビエトの計画経済を思い出しました。

また、100万でも1千万円でも払えないけれど、名医の治療が必要な人はどうなるのでしょうか?
重病人になるとお金持ちになるような制度設計をしていただけるのであればまったく問題はないのですが、重病人がみな自動的に100万・1千万円を喜んで払えるようにするわけで、いかほど、国家予算からご用意すればよろしいのかな、とちょっと不安になりました。
ちなみに、法人税は下げます。

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2009年9月27日 (日)

尼崎脱線事故で井手・JR西日本元会長不起訴は政治的配慮?

2005年4月25日にJR西日本 福知山線の尼崎~塚口間で列車が脱線し107名が死亡した事故の調査で、JR西日本の山崎 正夫氏が、国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会の山口 浩一・元委員に、JR西日本に有利な調査報告となるよう働きかけていたと明らかになりました。
働きかけは2006年5月から数回あったようですが、2007年6月28日公表の調査報告書に影響はなかった、とされています。

事故当時の社長は、2003年4月就任の垣内 剛氏です。
話題の山崎 正夫氏は1998年6月からジェイアール西日本メンテック代表取締役副社長、1999年6月に同社代表取締役社長、2005年6月 JR西日本代表取締役社長兼執行役員と、2006年6月27日提出の第19期有価証券報告書にあります(尼崎の脱線事故は第19期に発生)。事故当時、山崎氏はJR西日本にいなかったような感じを受けますが、ウィキペディアによると2002年6月からJR西日本の代表取締役副社長兼総合企画本部長だったようです。
悪名高い井手 正敬氏は、2003年にJR西日本 取締役相談役に就いていたようですが、脱線事故の責任をとって2006年6月に退任したためか、第19期有価証券報告書からは消えています。

刑事裁判で神戸地方検察庁は、事故現場の曲線をきつくしたJR東西線(1997年3月8日開業、京橋~尼崎)乗り入れ工事で、速度照査機能を持つATS-Pの導入を見送った経緯に注目したようです。
意思決定の経緯を調査し、当時の鉄道本部長(1996年6月就任)だった山崎氏を在宅起訴しています。井出氏は1992年 代表取締役社長、1997年 取締役会長就任です。

工事の当時、井手氏は社長でした。しかし1996年に起きた函館本線の貨物列車脱線事故(居眠りによる速度超過)の報告を受けていなかった、という理由で神戸地検察庁は井手氏を不起訴としています。

おかしな話です。

1996年の函館本線の貨物列車脱線事故で、事故現場は数日間不通となり、JR北海道は代行バスを運行しましたし、JR貨物は10億円ほどの損害を受けています。
同業他社の大事故を、JR西日本の社長が知らなかったのでしょうか?
そして、事故原因にまったく興味を持たなかったのでしょうか?

企業統治?、内部統制??、コーポレートガバナンス???

井手氏は、JR東日本の松田 昌士氏、JR東海の葛西 敬之氏とともに「国鉄改革3人組」と呼ばれ、労働組合が強かった国鉄の分割民営化(労組の弱体化)に大いに尽力されました。
政治的配慮から、井手氏の起訴が見送られたと思われても仕方がありません。
事故調査委員会に、組織的に働き掛けたとも見えるJR西日本のモラル欠如はこのようなところに原因があるのかもしれません。

井手氏は人間として何をなすべきでしょうか?

またATS-Pの有無に関わらず、日勤教育など、とうてい合理的と思われない社員教育がJR西日本では行われていました。
日勤教育の是非を譲るとしても、自社の運転士が大事故を起こしたことは事実です。
事故の運転士は何度もオーバーランしていました。誰かが交代させるべきだったと、私は思います。
しかし、そのような仕組みや環境はなかったのでしょう。
経営陣の怠慢です。
その責任がなぜ問われないのか、不可解です。

企業統治?、内部統制??、コーポレートガバナンス???
株主様のためだけのもの?

<2009年9月27日21時35分追記>
ついヒートアップして、資本主義を批判する文を綴ってしまいましたが、人殺しをするのも人間ならば、人助けをするのも人間。
不完全な資本主義社会ですが、成長を暖かく見守りたいと思います。粉飾決算がなくなるだけでも、資本主義にとっては大きな、とてつもない前進なんです、きっと。(粉飾決算ゼロは、多くの普通の人には当たり前、とは思いつつ。)
とは言うものの、犠牲者は最小限に止めるべきで、信賞必罰は当然のことであります。
なお選挙だったか、日本共産党のビラを配っているおじいさんに、共産主義社会はいつ実現するのですかと尋ねたら、200年後くらいじゃない、とのことでした。念のため。

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2009年9月18日 (金)

鉄道などの労働組合を巡る話題をまとめて

西武鉄道に労働組合が存在するか、しばらく前に当ブログのコメントで話題になりましたが、(リンク先はPDFファイル)同社の有価証券報告書(第154期)によると、労働組合として「西武鉄道従業員組合」が存在するそうです。2969名が加入しているとのことですから、組織率は90%ほどです。
Googleで検索すると、闘わない労組、現金横領で不当に降格された社員を支援しない、などと書かれています。
経営陣が有価証券報告書の虚偽記載をしてしまうような緊張感のない(または余計な緊張感がありすぎ?)会社だったことは事実ですから、実際、闘っていなかったのでしょう。

ところで9月18日の朝日新聞(朝刊)・埼玉西部版に、遺失物の現金を横領した疑いで川越警察署が本川越駅の男性駅員を逮捕したと書かれていました。窃盗容疑で逮捕された女性駅員と共謀していた、との容疑。
女性駅員は盗んだことを認め、今回 逮捕された駅員に渡したと供述しているそうですが、男性駅員は否定しているそうです。
いろいろあるようです。
お二人は労組に加入していたのか?

2009年9月18日、社民党の辻元 清美氏が国土交通省の副大臣に決定と報じられています。
国鉄がJRになるときに、反対する国労(国鉄労働組合)などの組合員が不当にJRへ採用されなかった、ということで裁判になっています。
2009年3月25日に東京地方裁判所が国労の主張を認める判決を出していますが、原告・被告双方が上告し確定とはなっていません。
辻元氏の副大臣就任で、政府が当時の不当労働行為を認める形でこの問題の決着がつくのかも、と期待しております。

そして、信濃川から大量の水を違法に取水していたJR東日本。
いまだに首都圏の駅構内にこの件を謝罪する掲示はありませんが(私は知らない)、ウェッブサイトのトップページには謝罪へのリンクがあります。
同社幹部が地元自治体へ謝罪にまだ訪れない、としばらく前の『週刊金曜日』でしたでしょうか、書かれていました。
経営者の皆様におかれましては、耳の痛い話も労組などから仕入れて、真摯に会社経営に努めていただきたいと思う次第です。

そして、日本航空。
経営危機が報じられていますが、山崎 豊子著『沈まぬ太陽』で描かれたように、陰険な組合潰しを行ったのが日本航空。客室乗務員の私生活を調査していた、のは日航の、労働組合。
汚い手を使って培養した御用組合がまだ居残っているのか不明ですが、リストラに応じてくれるでしょうか?

最後に、東京メトロ。
千川駅で屋根から煙が上がるという車両故障があった数日後、乗務する列車を待っている様子の乗務員さんにこの事故の原因を尋ねると、知らない、とのことでした。また起きるのかもしれないのですか、という私の問いには無言でした。
同社の労組がどうなのか私は知りませんが、...。

労働組合は多ければ多いほど良いわけでも、存在するだけで良いものでも、なければ良いものでもありません。
自らの存在意義を常に正しく自覚し、組合員だけでなく社会全体を考えた存在であっていただきたいと思う次第です。

八王子のスーパーでアルバイトの女子高生などが射殺された事件に関連し、時効の撤廃を求める人の活動をテレビで見ました。被害者の友人だった、とのことです。
殺人をそれほど重大と思うのであれば、アフガニスタンやイラク、ソマリアなど、多くの国々で無実の人々が殺されていることにも思いを馳せてほしいと感じました。我々は、現地の民間人を誤って殺しているアメリカ合州国を主体とする先進国の一員です。
私は時効に反対はしません。

(2009年9月19日 青字部分を追記)

ソマリアでアメリカは人殺しをしていないと思いますが。海賊対策にしか目がいかず、ソマリアに暮らす人々の平和・安全に心を配らない日本は、現地の人々を見殺ししているに等しいと私は感じます。
そして、憎しみを断ち切ることを拒否する、現在の日本の風潮に私は馴染めません。(2009年9月19日 20時追記)

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2009年8月29日 (土)

09年8月29日19時から池袋駅前に2大政党の党首が集合

2009年8月29日(土)の夜19時から、東口で自民党、西口で民主党の、選挙演説会がありました。
西口の民主党の会場は東京芸術劇場の前の広場で、18時40分頃は、200人ほどの人が開催を待っていました。鳩山 由紀夫・民主党代表が応援演説に来ると言うことでした。

2009年8月29日 19時45分頃、池袋駅東口の駅前。
2009年8月29日 19時45分頃、池袋駅東口の駅前。
選挙カーの屋根に上がった麻生総理が選挙の応援演説中。

自民党最後の総理大臣になるかもしれない麻生 太郎・自民党総裁(総理大臣)がいらっしゃる東口を私は選択しました。
こちらは駅前ロータリーの中央に選挙カーが止まり、周囲の歩道に聴衆が立つというスタイルでした。歩道が混み合い、一時 私はもみくちゃにされてしまったりしましたが、トータルの聴衆は、前の郵政選挙でJR・亀戸駅前や都営地下鉄・船堀駅前を埋めた聴衆と大して変わらなかった気がします。亀戸や船堀は駅前周辺を通行止めにしていましたが、本日の池袋・東口は車が行き交っていました。
過剰警備を嫌って日教組の集会を断ったプリンスホテルは西武系、池袋駅東口は西武のターミナル、ということで、警察が気にして、警備を簡素化し(すぎ)た、とは妄想が強すぎ、でしょう。通行止めにして車道にも聴衆が立つと、「人の波」ではなくて「人の池」に「絵」がなることを陣営が怖れた、も少々 無理があるでしょう。
いずれにしても、通行止めにするか、場所を変えてもらうかしたほうが良かった気はします。
なお、選挙カーの前には日の丸を持った皆さんが占拠し近寄れませんでした。

小池百合子候補が選挙カーの上に上がると、その背後には、出会い系サイトの電飾宣伝カーが通過していました。本当です。
そして15分ほどでしょうか、小池氏が演説した後に、麻生首相が選挙カーに上がりました。こちらも15分ほど演説していました。
最後の自民党・総理かもしれないということで麻生氏のお話はお聞きしたかったのですが、近寄るとまたもみくちゃくにされるかもしれず、遠くから眺めるだけでガマン。そのため、お話はよく聞こえませんでした。
決め台詞(?)のところでは、選挙カーの前の日の丸が揺れていました。

この日の午後は、日本共産党の選挙演説会も東口の同じ所で開かれていました。
こちらは、歩道にほどほどの人が埋まっており、通行に支障はあまりありませんでした。

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2009年8月20日 (木)

09年8月20日の西武 新宿線、見ただけ

2009年8月20日(木)の西武 新宿線で出会ったことどもです。

スカートなしの6000系の通勤急行が今日も走りました
新宿方の制御車のスカートが取り外された西武6000系の6101Fですが、8月20日は2802レ(新所沢 5時40分発・急行 西武新宿ゆき)に入っていました。いつものようにこの後、2本目の通勤急行の2754レ(本川越 7時35分発・急行 西武新宿ゆき)に入りました。

2009年8月20日、高田馬場~下落合、前面スカートなし6101Fの2802レ。
2009年8月20日、高田馬場~下落合、前面スカートなし6101Fの2802レ。

5607レの20107Fが途中退場?
5607レ(上石神6時12分発・各停本川越ゆき)は20107Fでした。通常ならばこの20017Fが2752レ(本川越 7時5分発・通勤急行 西武新宿ゆき)・1601レ(西武新宿 8時9分発・快速急行 本川越ゆき)・3309レ(西武新宿 12時20分発・快速 拝島ゆき)に入るわけですが、8月20日の1601レと3309レは(<-西武新宿)2515F+2047Fでした。

2009年8月20日、高田馬場~下落合、2047Fほかの3309レ。
2009年8月20日、高田馬場~下落合、2047Fほかの3309レ。
クハ2048の貫通扉が凹んでいます。先日の人身事故で凹んだとは思われません。
クハ2032も同じような感じです。池袋線のクハ2465やクハ9107も同様(クハ9107は修繕済みですが)。
穏やかでない事態を感じますが、真実は如何に?

2515F+2047Fは5607レの1本前、4601レ(西武新宿 5時44分発・準急 本川越ゆき)に入っていた編成です。
4601レの本川越駅到着は6時45分で、折り返しは6時51分発の4604レです。一方 5607レの本川越到着は6時56分ですから、本川越駅で入れ替えることはできません。
また1601レの後、2311レまで10連の下り列車を見ていましたが、20107Fは来ませんでした。

20107Fは本川越駅到着後に南入曽へ回送し収容、一方 4604レ用の車両は南入曽から回送で送り込み、でしょうか?


以下、ほとんど政治ネタです。

8月20日(木)は夕方に有楽町線で車両故障があり西武池袋線のダイヤが乱れました。
3109レ(快速 飯能ゆき)は練馬から各停となりました。練馬で接続した、地下鉄から直通の4581レらしき準急 飯能ゆきが先発でした。こちらに乗り換え大泉学園駅で下車し、後続の3109レを待っていると、駅南側の駅前広場は、自民党のすがわら一秀氏の選挙演説会でした。千葉県知事の森田健作氏が応援演説。
鹿児島の民主党でアホがありましたが、知事選挙で自民党を隠し、当選後はわざわざ自民党を離党した人(森田氏)に応援してもらうというのも如何かと、...。

ところで西武グループのプリンスホテルは、日教組と訴訟関係にあります
反・民主党な人たちによると、民主党は日教組に支援されている、とのこと。
私なんぞは、民主党に政権交代しても実態は大して変わんだろう、大臣の氏名が変わるだけ、くらいにしか思っていませんが、西武グループの方々(特に役員レベル)には怖ろしい事態だったりするでしょうか?

追伸
8月21日夜から名古屋方面に出かけるため、25日ころまで当ブログは更新しません。旅の空の下でも電車三昧の日々の予定です。
どこかの政党の応援で忙しいから更新しないわけではありませんので、念のため。

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