西武鉄道ダイヤ改正、雑感
3月6日に改正された西武鉄道のダイヤについて、気づいた点をまとめてみます。
豊島線の土休日・線内折り返しが夜間だけに
豊島線の土休日ダイヤでは、練馬16時39分発の6903レ以降、約30分に1本(2/3本)は4両編成の線内折り返しでした。
改正後は線内折り返しの開始が、練馬20時5分発の(同じく)6903レとかなり遅くなりました。
19時台の池袋発の本数をカウントすると、以前は豊島園ゆきが3本だけでしたが改正後は4本に増えました。一方で保谷ゆきが3本から2本へ減りました。
同じように19時台の練馬発の豊島線の本数は、以前は6本ありましたが、改正後は4本に減りました。
19時台の練馬発・池袋線下り列車の本数は、準急が5本から4本へ減少、普通は8本で増減なし、となっています。
まとめると、豊島線は6本から4本にサービスダウン、椎名町~桜台と中村橋~練馬高野台の各駅は本数に変化なし、大泉学園・保谷の各駅は準急がマイナス1本で少しサービスダウン、となるでしょうか。本数が減っても乗り継ぎの改善で気にならない、可能性はありますが、...。
なお、19時台に池袋を出発する小手指ゆきの2本の普通のうち1本が所沢ゆきになっていました。また特急2本・急行4本・快速2本は変化なしです。2本あった準急は、以前は所沢ゆきでしたが、改正後は1本が小手指へ延長されています。
また練馬駅の19時台では、普通が、池袋からの列車が1本減り、地下鉄から直通(新木場始発)の所沢ゆきが1本 増えています。その代わり、地下鉄から直通の準急(すべて小手指ゆき)が3本から2本へ減少しています。
平日の池袋線5105レがN101系8両編成に
池袋5時0分発の始発列車・普通 飯能ゆき(5105レ)は3000系で運転されていましたが、改正後はN101系の8連となっています。
- 3月6日(火)・8日(木)
- (<-飯能)1247F+1239F
- 3月7日(水)
- 1305F
- 3月9日(金)
- 1303F
なお土休日ダイヤで5105レに使われる系式は把握していません。起きられませんので。
池袋線、朝の3扉車10連、運用が一部変更
改正前の平日朝は3扉車10連が3本使用され、2108レ(飯能6時1分発・急行 池袋ゆき)・4204レ(武蔵丘から回送、小手指 6時12分発・準急 池袋ゆき)・5109レ(小手指6時27分発・普通 飯能ゆき)で運用を開始するパターンでした。
改正後は3本使用は変わらず、2106レ(旧2108レ)・4204レ(武蔵丘から回送)は変わらないものの、5109レからは撤退し4554レ(小手指7時16分発・通勤準急 池袋ゆき)へ変わってしまいました。
以前は5109レで飯能へ到着した編成は、通勤急行の2502レ(飯能6時52分発)となって池袋へ戻っていました。今回の改正でN101系の通勤急行は消滅したようです。
代わりに、4554レで到着した編成は折り返し快速の小手指ゆき(3201レ、池袋8時2分発)となります。この列車、シーズン中は西武秩父まで延長されるようですので、「快速 西武秩父」表示が見られるかもしれません。なお改正前は夕方に、「快速 小手指」ゆきのN101系10連を見ることができました。
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