連結器にも色々ありますね
何気なく見ていた連結器、見慣れない板が密着連結器(上)と電気連結器(下)の間にあることに気づきました。写真は2007年4月28日撮影のクハ1303(301系)の前面アップです。
密着連結器は機械的に車両を連結(ブレーキ関係の空気配管も連結します)し、電気連結器は電気的に連結するコンセントの塊のような連結器です。雨が入ったりするとまずいのでしょうか?
下の写真は、私がこれまで一般的と思っていた、密着連結器と電気連結器の間の板がないクハ2076(新2000系)の前面アップです(クリックすると拡大します)。2007年5月5日の撮影です。
301系(新101系)は製造が新2000系より古いので、制御回路も単純と思われます。電気連結器の接点数の違いなども関係するのでしょうか?
また密着連結器の突起とそれが入る穴の両脇が両者で異なります。上の301系の密着連結器は両脇にも板が広がり何やら溝が見えますが、下の新2000系の連結器は板が広がっておらずスリムです。そのため連結器脇にピンがぶら下がっている様子がよく分かります。このピン、怠け者がただぶらついているようにも見えます。相手の連結器に、両脇の溝付き板がある場合は、このピンを引っ掛けるのでしょうか? 密着連結器上の台座に細い棒で固定されているようにも見えますが。
JRなどの連結器は301系と同じタイプのようです。相互に連結することは可能と思いますが、なかなか興味深いです。
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