西武鉄道、武蔵丘車両検修場を公開
西武鉄道は2007年6月10日(日)、池袋線の東飯能駅と高麗駅の間に所在する武蔵丘車両検修場を公開しました。「西武・電車フェスタ2007 in 武蔵丘車両検修場」です。雨が降るあいにくの天気でしたが家族連れで賑わっていました。
入場者を輸送するための臨時列車が運転されました。
飯能駅9時15分発の検修場ゆき臨時列車は20107Fでした。写真は、北飯能信号所を通過する同列車です。
西武新宿駅9時16分発の臨時列車(急行)は、池袋線所属の20108Fでした。写真は仏子駅での撮影です。
そして、池袋駅9時55分発と検修場14時25分発(改札締め切り時刻)の臨時特急(特別電車「電車フェスタ号」)は石神井公園・ひばりが丘・所沢に停車し、池袋~武蔵丘検修場間を直通しました。写真は、復路の「電車フェスタ号」です。石神井公園駅に停車中です。
往路・復路ともに10103Fが充当されていました。
なお臨時列車の運転にともない、仏子駅では、2111レ(池袋9時50分発・急行 飯能ゆき)と4779レ(新木場9時17分発・快速 飯能ゆき)の発車時刻が1~2分 遅くなっていました。
また、復路輸送用として検修場から、飯能着が13時17分・14時17分・15時24分の臨時列車が3本運転されたようです。私が乗車した13時17分着の列車(20108F)は立ち客が10名ほどいるような乗車率で、今回の公開が盛況だったことがよく分かりました。
今回の検修場公開では、30000系を紹介するコーナーがありました。運転室のモックアップが展示されていました。旅客案内用の側扉上のカラー液晶画面に、希望者の名前を駅名として表示する"お遊び"があったり、力が入っていました。天井からは30000系の張りぼてが垂れ下がっていました。
オリジナル切手の販売もあったようですが、私は購入できませんでした。
また、2006年度に導入された総合検測車が展示されていました。オーストリアからの輸入品でした(下写真)。Plasser & Theurer 社で2006年に製造されたEM120形のようです。なかなかデザイン性のある銘板です。ハイテクで名を馳せる日本企業ですが、この分野はオーストリアに負けているようですね。
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