曼珠沙華 臨時ダイヤの西武池袋線(9月30日)
2007年9月15日(土)から9月30日(日)まで、西武池袋線・飯能~高麗間は臨時ダイヤで運行されました。高麗駅が最寄の巾着田に群生している曼珠沙華の花を見るレジャー客の輸送のためです。9月30日(日)の様子を8時前から17時頃まで見てきましたので、まとめてみます。
なおお昼の11時頃から14時頃にかけては観察を休憩していました。この間に変わった列車が走っていてもここには記されていません。悪しからず。
特急列車
臨時列車は池袋駅8時0分発のむさし67号の高麗駅延長運転から始まりました。飯能駅へ8時42分に到着したむさし67号の10105Fは、前面・側面ともに「臨時」表示となって、8時46分に飯能駅を発車して行きました。なお10105Fは9時18分に飯能駅へ上り回送列車として戻ってくると、飯能駅始発のむさし74号(飯能 9時35分発)となって池袋駅へ発車して行きました。
増発されたむさし91号(30日は10101F、高麗駅9時52分着)とむさし93号(同 10104F、同 10時54分着)も高麗駅まで運転されました。飯能駅からは「臨時」表示でした。写真は飯能駅を発車した10101Fのむさし91号です。
むさし91号・93号に充当された10000系は(おそらく)武蔵横手駅まで行って折り返し、高麗駅3番線で上下列車をやり過ごしてから、飯能方へ回送列車で戻って行きました。
この時間帯、飯能駅始発のむさし号は設定されていません。小手指車両基地まで回送されたのかもしれません。
午後の復路に増発されたむさし92号(30日は10108F、高麗駅発 14時41分)とむさし94号(10104F、同15時41分発)に充当される10000系は、発車時刻の10分ほど前に下り回送列車で飯能方から高麗駅のホームに到着し、そのまま折り返しのむさし号となっていました。下りのむさし号は「臨時」表示で高麗駅へ到着していましたが、上りのむさし号は高麗駅から「むさし」表示で発車していきました。
写真は高麗駅で発車を待つ10108Fのむさし92号です。
また西武秩父発着の特急ちちぶ号のうち、往路(下り)の5本と復路(上り)の4本は高麗駅に臨時停車していました。
一般列車
【飯能~高麗間のピストン輸送】
飯能駅と高麗駅の間をピストン輸送する臨時の普通列車は基本的にN101系8連が使用されていました。
ただし飯能駅9時3分発は4003F(上写真)、高麗駅16時5分発は4017Fと、4000系4連での運転でした。
飯能駅9時55分発・高麗駅10時11分発(写真)・飯能駅10時24分発には1305Fが入っていました。1305Fは、1001レ(池袋 7時6分発・快速急行 西武秩父ゆき)~5018レ(西武秩父 9時0分発・普通 飯能ゆき)で飯能駅に9時53分に到着した車両です。なお1305Fは、10時35分に上り回送列車で高麗駅を出た後は見かけませんでした。小手指車両基地へ回送されたのでしょう。
その後の飯能駅10時54分発以降の臨時列車には1307Fが使われていました。この車両も、1003レ(池袋 7時36分発・快速急行 西武秩父ゆき)~5022レ(西武秩父 10時0分発・普通 飯能ゆき)で飯能駅に(定時ならば)10時48分に到着した後でのご奉公です。いつもは飯能駅に到着後、回送列車で小手指車両基地へ戻っています。
なお前述のように、夕方の1回は4017Fが臨時列車に入りました。高麗駅15時35分発の臨時 普通で飯能駅に到着した1307Fは、折り返し下り回送列車となり、高麗駅に16時4分に戻りました。しかし16時7分に武蔵横手駅へ向け発車して行きました。そして16時47分に武蔵横手駅方面から上り回送列車で高麗駅へ戻ってくると、同駅 16時54分発の臨時の普通 飯能ゆきとなりました。なお飯能駅到着後は回送列車となって、2180レ(飯能 17時9分発・急行 池袋ゆき)の後を、池袋方面へ走り去って行きました。
夕方に1回だけ臨時列車に入った4017Fは、飯能駅到着後5037レ(飯能 16時16分発・普通 西武秩父ゆき、4両編成)になっていました。その次の下り列車5039レ(飯能 16時54分発・普通 西武秩父ゆき)も4000系の4両編成でした。
また朝は5012レ(西武秩父 7時33分発・普通 飯能ゆき)で飯能駅に到着後、8時33分に下り回送列車となって飯能駅を発車していった編成です。
4003Fは、5014レ(西武秩父8時3分発・普通飯能ゆき)で8時56分に飯能駅へ到着後、臨時の普通 高麗ゆき(9時3分発)となっていました。その後も、4021Fとコンビを組んだ姿を一日中 見かけました。
【飯能~西武秩父など】
日中の、飯能~西武秩父間の定期の普通列車は、4000系8連3本(4011F+4001F、4013F+4005F、4021F+4003F)とN101系8連(1235F+1237F)で運転されていました(ともに左側が飯能方)。
1235F+1237Fは、5017レ(飯能 11時4分発・普通 西武秩父ゆき)で秩父路へ登場し、5033レ(飯能 15時4分発・普通 西武秩父ゆき)から5044レ~1004レ(西武秩父 16時0分発・快速急行 池袋ゆき)に入りました。
また4021Fは朝は単独で営業していたようで、5016レ(西武秩父 8時30分発・普通 飯能ゆき)で飯能駅2・3番ホームに到着しました。そして高麗駅から上り回送列車として飯能駅へ戻ってきた4003Fが西武秩父方に連結されて、8両編成の5011レ(飯能 9時43分発・普通 西武秩父ゆき)となりました。
2007年9月30日(日)の飯能周辺は一日中 小雨が降っており、観光客はあまり多くはありませんでした。
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