西武秩父ゆきの快速急行にN2000系が入る
2007年12月1日(土)の朝の快速急行 西武秩父ゆき(1003レ、池袋7時36分発)はN2000系の2079Fによる運転でした。写真は武蔵藤沢駅を通過した、12月1日の1003レです。行き先・種別表示はLEDのため、切れてしまっています。クリックすると大きく表示されます。
行楽シーズンの夕方に西武秩父始発で運転された池袋ゆき快速急行にN2000系が入ることはありました(「芝桜臨時列車(4月15日)」など)。しかし、土休日ダイヤの定期の朝の快速急行・西武秩父ゆきがN101系・301系以外の車両で運転されたのは、私にとって初めての目撃でした。
ほかの秩父方面ゆき快速急行はいつもの系列での運転でした。
1001レ(池袋 7時6分発・快速急行 西武秩父ゆき)はN101系4+4連(おそらく(<-飯能)1245F+1241F)、1005レ(池袋 8時6分発・快速急行 長瀞=三峰口ゆき)は(同)4001F+4013F、1007レ(池袋 8時36分発・快速急行 長瀞=三峰口ゆき)は(同)4023F+4021Fでした。
山間部を走り単線の西武秩父線は列車本数が少ないため、制動時の回生ブレーキで車両から発生する電力を他の力行車両で消費できない可能性が高く、通常ダイヤで回生ブレーキ車両(N2000系や20000系)が西武秩父まで入線する機会は稀(たぶんゼロ)でした。
しかし西武鉄道は2007年度の事業計画に「回生電力吸収装置の設置」を盛り込み、最近は秩父線でこの装置の設置が完了し試運転している、というお話が「西武鉄道研究室掲示板」で紹介されていました("クハE231-5001"さんや"T-Rail "さんの投稿)。
また西武鉄道(公式サイト)のニュースリリース「西武鉄道、環境配慮型蓄電装置を導入」(リンク先はPDFファイル)によると、12月3日からこの装置を使用開始するとのこと。
この装置の試運転を兼ねての、N2000系・快速急行だったのでしょうか。
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