西武・練馬高野台駅に斜め接着絶縁レール
2008年6月23日の夕方に撮影した、西武池袋線・練馬高野台駅の上り緩行線の、飯能方のレールです。斜めに切られたレールが、黒いシートを挟んで密着しています。
このようなレールの継ぎ目をこれまで見た記憶はありませんでした。Wikipediaのレールの項目からたどったところ、「接着絶縁レール」と言って、非常に特殊なわけではないようです。

継ぎ目をはさんで、左右のレールには電気コードが接続し、コードは数メートルほど離れておかれている黒い箱(写真左)に続いていました。
黒い箱はインピーダンスボンドと言い、レールを流れる、電車を走らせる電流と、信号関係の電流を分離する機器と思われます。信号関係の電流については、このレールの継ぎ目の左右が独立した回路になっています。電車を走らせる電流は、インピーダンスボンドを迂回し、継ぎ目の左右をまたいで流れます。
ただインピーダンスボンドは、写真のような黒い箱が2個一組で使われるようです.
もしかすると別のものなのか、または新型なのか、...。
また2番目の写真は、右端でレールの太さが変わっています。左側が50kgレール、右側が60kgレールなのでしょう。
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