西武・練馬高野台~石神井公園間の上り線が仮線へ
2008年7月20日(日)の始発列車から、西武池袋線・練馬高野台~石神井公園間の上り線が仮線へ移りました。
石神井公園駅の上りホーム(本線・4番ホーム)の池袋方が少し削られ、4番ホームはゆるいS字カーブとなりました。
特記以外の写真は20日の撮影です。
上りホームの池袋方の端から練馬高野台駅方向を見ました。左端の途切れているレールが以前の上り本線、手前から奥へ斜めに延びているのが20日朝から使用開始の上り本線です。
中線は特にカーブすることなく上り本線に合流しており、時にスリリングな下りホーム・池袋方の状況は変化なしです。
写真は20日14時頃の撮影ですが、列車が過ぎ去ると、切り替え地点付近で道床の突き固めが行われていました。
練馬高野台駅側の切り替え地点を21日朝に、上り列車の最後尾から撮影しました。右が以前の上り線、左端が下り線です。以前は引き上げ線があった部分を取り壊し、高架の練馬高野台駅へ上り仮線を通すスロープとしています。中央のコンクリート構造物は、以前はこの辺りまで伸びていた引き上げ線の擁壁です。
左写真は、上りホームの池袋方の端に掲示されていたポスターです。ホームの幅が狭くなると告知しています。以前の列車の位置を、今は亡き101系で表現していました。なかなか凝っています。
ところで、上りホームの池袋方には警備員も立って、ホームの幅が狭くなったと注意喚起していました。切り替え前日の19日(土)は中村橋駅や練馬高野台駅でも、おそらく自動放送でしょうが、石神井公園駅の上りホームの池袋方のホームが「縮小」すると、たまに案内していました。
飯能方へホームが2両分 移動する前は、もっと狭かったと思います。
池袋方のホームが短くなったので、跨線橋から池袋方へ降りる人の数が同じであれば混雑が激しくなります。こっちに来てくれるな、という意味なのでしょう。短くなるから「縮小」ではないよな、と思いつつ、...。
ホームの端に、30000系のイラストが入りの蝕車注意の警告表示が貼られていました。30000系がかわいいので、無邪気なお子様には逆効果かも。怖いN101系が子供を襲うイラストはいかがでしょうか。
前日19日は、石神井公園駅の上り本線の道床の砂利が袋入りに変わっていました(飯能方の3両分ほどは除く)。切り替えと同時にカントの調整などしたのでしょうか。
20日のお昼過ぎに初めて、上りの仮線を走る列車に乗りました。線形の関係から制限がかかっているであろう、練馬高野台駅側を除き特に徐行はしていませんでした。
切り替え区間の踏み切りは、上り線が下り線側に寄り線路を渡る距離が短くなりました。しかし21日に見たところ、警備員はまだ立っていました。
- 「08年6月21日に2両分 飯能方へ移った西武・石神井公園駅上りホーム」へ。
- 「西武・石神井公園駅、南口のトイレが移動」へ(2008年8月19日付)。
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