情報に疎い私も、ブログ":虹ブログ"さんの「38105F甲種輸送を撮る」で、西武30000系8両固定編成の第5番目となる38105Fが甲種鉄道車両輸送で西武鉄道へ向かっていると知ることができました。
2008年10月12日(日)は洗濯などをして、少し 遅めに自宅を出ました。上り列車から小手指車両基地を見ると、2番線の最も飯能よりに263Fがいました。両先頭車ともに密着連結器でしたが、クモハ266の前面では何やら作業をしている気配。今回の38105Fから263Fでの牽引か、とワクワクしたのでした。
2008年10月12日11時15分頃、小手指車両基地
2番線の最も飯能よりに263Fがいた。
普通は、ここまで奥に車両は入りません。
このとき、小手指駅で下車し撮影した1枚です。263Fのパンタグラフは上がり、表示は「回送」でした。
この後、14時30分頃に下り列車から小手指車両基地を見ると、263Fは、池袋方のクモハ266の前面連結器が自動連結器となっていましたので、これはもう、今日の38105F牽引は263Fだと確信を強めたわけです。
しかし、(<-飯能)E34+E31が西所沢駅4番ホーム(上り本線)を14時47分頃に通過して行きましたので、肩透かしをくらってしまいました。
2008年10月12日16時頃、小手指車両基地2番線の最も飯能よりの263F
反対側のクモハ266の運転台下に小さく赤旗が見えます。
263Fは16時頃、まだ小手指車両基地の最も飯能よりに止まっていました。クモハ266は自連でしたが、クモハ263は蜜連のまま。クモハ266のドアが開けられ、車内にはよくスーパーなどで商品を入れる小さなコンテナが見えました。また山側の扉が4両とも開けられていたときもありました。
クハ266の前面から水平に赤旗が掲げられており、移動禁止状態であることがうかがわれました。
17時前に車内の明かりが目立つようになると、通路中央の台に置かれた測定器らしきものも見えてきました。
2008年10月12日17時30分頃、新秋津駅側線
発車を待つE34+E31+38105Fと横を通過する貨物列車
そんなこんなで、新秋津駅の側線に到着したのは、日も暮れかかった17時20分頃。17時28分頃に、現色のEF65形1000番台らしき機関車が単機で府中本町方へ走っていきましたので、38105Fの牽引はEF65の現色だったかと後悔しましたが、他のブログさんを見ると、違ったようですね。
17時47分に所沢駅へ到着すると、すでに38105Fは6番線に到着していました。
そして小手指駅で待っていると、18時9分にE34+E31+38105Fが3番ホームへ到着しました。2番ホームにメトロ7000系の6516レ(小手指 18時10分発・各停 新木場ゆき)が居座っており、写真はなしです。
後続の下り列車から車両基地をのぞくと、建屋からE34が頭を出しているのが見えました。
263Fは2番線の最も飯能よりにまだいました。車内は明るかったです。
そしてE31形電気機関車重連の下り回送列車が、21時47分に、仏子~元加治間を通過して行きました。5日も同じ時刻に同じ列車がありました。
5日の9時30分頃に武蔵丘車両基地に見えたE31形電気機関車が12時30分頃にはいませんでしたし、5日は、何かあったのかな、とは思っていたのですが。
2008年10月13日7時頃、小手指車両基地
2番線のもっとも飯能よりにいた263Fと38105F
そして10月13日(月)の朝7時過ぎ、263Fと38105Fは小手指車両基地2番線の最も飯能よりにいました。連結はしておらず、クハ38105の前面のカバーは外されていませんでした。
なお、カラスが2羽、38105Fの屋根上で食事中でした。
2008年10月13日15時頃、小手指車両基地
2番線を進んできた263F+38105F。
午後に小手指車両基地へ行くと、263Fと38105Fは連結し、2番線を行ったり来たりしていました。停止目標なのでしょう、赤色のパイロンが、入り口と中央におかれていました。
このままの編成で玉川上水車両基地まで回送だと面白いな、とまるで他人事ではありますが、思いました。もしあったとしても平日でしょうから、私は撮影不可でしょう。
ところで、30000系はグッドデザイン賞の候補にノミネートされていましたが、受賞は逃したようです。同賞は、 (財)日本産業デザイン振興会などの主催です。前年度はメトロ10000系が受賞しています。
個人的には、当事者が銀色と称するメトロ10000系の車内の壁は私にはコンクリートの打ち放しにしか見えず、ドアの前は照明が不十分で薄暗く(球切れ?)、使い勝手は西武30000系のほうが良い、と感じております。メトロ10000系の外観はすばらしいと思いますが、西武30000系も悪くはないぞ、と思う次第です。
ただ、西武30000系の運転室仕切り壁の水平の手摺に設計者の愛が感じられると以前に書きましたが、実際に握ってみると、あの扁平な棒(板?)は心地よくありません。運転室仕切り壁だけ、全体のデザインから浮いているとの私の思いは消えません。
大きな窓は良いのですが。
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