公明党・豊島総支部は中国共産党に近づきつつありや?
法律に違反していないからと言って何をしても良い、というわけではありません。ちょっとこれはマズイのでは、と私が感じた公明党 豊島総支部(東京都)の行いをご紹介いたします。
西武池袋線の線路近くのとあるアパートの壁に貼ってあった、公明党 豊島総支部作成のポスターです。政党が自らの業績をアピールするポスターは珍しくありませんが、このポスターには豊島区の施設(保健所や健康相談室)の電話番号が掲載されています。区役所は公明党と一体と言いたいのかい、と思ってしまいます。
都電は学習院下電停近くのコンビニエンスストアー・ファミリーマートです。レジのカウンターの下に、この公明党のポスターが貼られていました。「公明党」と書かれている部分には、不要レシート入れがあるので、すぐにそれとは分かりません。先日の深夜はこの不要レシート入れがなく、「公明党」が店内に堂々と明示されていました。
ところでファミリーマートですが、店員にこのポスターのことを尋ねても要領を得ませんでした。日本共産党のポスターを持ってきたら貼ってくれるの、と尋ねたらはっきり「いいえ」と答えた店員も、自民党や民主党の場合については言葉を濁すばかり。
特定の政党にお店が肩入れしてはいけませんとこのポスターの前で力説した教師風中年男性店員や、テメーなんだよとすごむおじさん店員もいました。写真を撮りたいのならば本部を通してくれと言った店員もいました。
誰も、公明党の施策のすばらしさを説明してはくれませんでした。
ポスターも、なんかこうダラーんと貼られていますし、...。一度はこの場所から消えたのです、このポスター、実は。消える前は、もう少しシャキッとしていました。
公明党の支持母体の創価学会は「勝つ」というお言葉が好きなようです。これまで多くの他人に勝って来たのでしょう。しかし、自らに"克つ"ことは少なかったのではないでしょうか。恥を知ったほうが宜しいのでは、と私は思いますが、所詮は赤の他人ですから、どうぞご自由に。
宗教とは本来、勝つことではなく克つことを追求するものであると私は思います。「勝つ」ほうを追求する宗教は、ちょっと怖いです。
なお同総支部のサイトには、区議会議員さんのブログが紹介されていました。このエントリーから、各議員さんのブログの最新エントリーへトラックバックを送ります。赤の他人ではありますが、....。(送ってみたのですが、未送信で残ってしまっています)
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コメント
6日お昼に見たときは、件のファミリーマートのカウンター下に公明党ポスターは残っていました。
たるみは消えていました。「公明党」は不要レシート入れに隠れていました。
投稿: 鈴木やす | 2008年10月 6日 (月) 21時29分
このファミリーマート店内の公明党ポスターは、12月頃にははがされていたようです。
一時は「勝つ」や「勝利」が消えていた創価学会関係書籍・雑誌の広告ですが、2009年2月3日朝日に掲載の『大白蓮華 2009年2月号』(聖教新聞社)には「勝利」が二つ載っていました。
また『潮』の車内中吊り広告にもありました。ただしこちらはスポーツの話題での"勝利"ですが。
相変わらず、お好きです。
投稿: 鈴木やす | 2009年2月 5日 (木) 20時32分