2008年11月4日(火)~6日(木)は西武球場前駅が最寄の野球場・西武ドームでプロ野球日本シリーズの第3戦~第6戦が開催されました。西武鉄道ではこの3日間、池袋線の6114F、20108F、38103Fにヘッドマークをつけて、特定の運用に入れ、ナイターゲーム開催前に西武球場前駅へ到着させていました。
11月5日(水)の2105レ(池袋 8時7分発・急行 飯能ゆき)です。日本シリーズ応援ヘッドマークが付いた20108Fでした。
この編成は4301レ(池袋 16時33分発・準急)で西武球場前駅へ17時17分と公表されているヘッドマーク取り付け列車に充当されていました。
なおその後は、2252レ(小手指 19時36分発・急行 池袋ゆき)に入っていました。4日と6日に確認しました。
2008年11月5日、練馬、2105レの20108F。日本シリーズ応援ヘッドマークが付いていました。
夕方の狭山線内折り返し運用が公式アナウンスされていた30000系は、38103Fでした。
写真は7日(金)の5423レ(池袋 7時31分発・各停 豊島園ゆき)です。ヘッドマークは6日までとアナウンスされていましたが、7日朝は付けていました。
2008年11月7日、池袋、応援ヘッドマークを付けた38103Fの5423レ
そして渋谷からの直通列車でHMが取り付けられるとアナウンスされていた4703レ(渋谷 16時55分発・準急)は6114Fが充当されていました。この列車は運用番号が16Mです。同じ運用の3638レ(飯能 15時39分発・快速 渋谷ゆき)でも装着されていました。
2008年11月5日、清瀬、HM付の6114Fの3638レ
11月5日(水)の私は、池袋駅で記念の往復乗車券を購入後、西武球場前駅で列車を観察していました。
38103Fの各停 西武球場前駅で、1番ホームへ17時6分に到着しました。入れ替わりに、3番ホームから1309Fの回送列車が発車していきました。
その後 1309Fは姿を消しましたが、20時過ぎには狭山線の線内折り返しへ復帰していました。
4日・6日の観察では、下り方から西所沢駅4番ホームへ回送で19時58分頃に到着した8連が、引き上げ線を経て2番ホームへ転線し同駅20時10分発の各停 西武球場前ゆきに入っていました。5日の1309Fもこのパターンでしょう。
5日は、西武新宿線の野方駅で13時40分頃に人身事故が発生しダイヤが乱れましたが、新宿線から西武球場前駅への直通列車は運転されていました。
西武新宿駅から直通の8603レ(西武新宿 17時10分発・急行)は所定より7分遅れで18時9分に、西武球場前駅の2番ホームへ到着しました。(<-西武球場前)2413F+2051Fという編成でした。前面の行き先・種別表示はなぜか消えていました。到着後、車内の照明は消されそのまま留置となりました。
本川越からの直通列車8602レ(本川越 17時6分発・各停)は6分遅れで4番ホームへ到着しました。20102Fでした。こちらも車内の照明が消されそのまま留置となりました。
2008年11月5日、西武球場前、到着する20102Fの8602レ
17時52分頃に6番ホームへ到着したドーム77号(77レ、池袋 17時10分発)は10106Fでした。満席だったようです。
帰りのドーム78号(78レ、西武球場前 21時30分発・特急 池袋ゆき)は早々に満席になっていました。
2008年11月5日18時20分頃、西武球場前駅
21時頃から少しずつ、西武球場前駅へ入場するお客さんが増えてきて、21時11分に試合が終了(業務放送がありました)すると、一気にお客さんが増えました。
21時50分に2番ホームから発車していった2413Fほかの準急 西武新宿ゆきは、発車の数分前にドアを閉めていました。朝の通勤ラッシュ並みに満員でしたので、それ以上の乗車は無理との判断と思います。1・2番ホームの入り口に職員の方が立ち、他の列車の利用を案内していました。
人込みで見通しが悪かった駅構内も、22時を過ぎると空いてきました。22時19分に発車していった9107Fの各停 清瀬ゆきは、最後部の車両こそ立ち客が見えましたが、前のほうはガラガラだったようです。
2008年11月5日、西武球場前、9107Fの各停清瀬ゆき
送り込みは、22時11分に到着の回送でした。22時19分に発車して行きました。
21時9分に発車していった急行 池袋ゆきは3009F、21時39分に発車していった急行 池袋ゆきは20151Fでした。
また22時3分に到着した各停 西武球場前ゆきの(<-西武球場前)1239F+1241Fは、折り返し22時11分発の急行 池袋ゆきでした。
各停 西武球場前ゆきで22時32分に到着(3番ホーム)した2089Fは、折り返し快速 池袋ゆきでした。22時40分に発車して行きました。
これら4本の列車は、平日ナイターの時刻表に未掲載の列車です。22時40分発の快速 池袋ゆきは、時刻表ではひばりヶ丘ゆきの各停(22時39分発)です。
2008年11月5日22時32分頃、西武球場前、発車を待つ2089Fの快速 池袋ゆき。
ヘッドマークを付けた6114Fが、22時39分に回送で再び西武球場前駅へやって来ました。22時46分発の準急 池袋ゆきになりました。時刻表に未掲載です。
2008年11月5日22時40分頃、西武球場前、発車を待つHM付6114Fの準急 池袋ゆき
それまで狭山線内を単振動していた1309Fは、各停 清瀬ゆきで22時54分に西武球場前駅を後にしました。平日ナイターの時刻表では西所沢ゆきです。
2008年11月5日22時50分頃、西武球場前、1309Fの各停 清瀬ゆき
最後に、9108Fが22時54分に回送で到着し、23時1分発の各停 清瀬ゆきとなっていました。時刻表に未掲載の列車です。
この後は西武球場前駅23時10分発と20分発(時刻表未掲載)・31分発の各停 西所沢ゆきが走りました。10分発と31分発は38104F(23時0分に各亭で到着、31分発については推測)、20分発は20151F(下り回送で送り込み)が入ったようです。
増結・増発していましたが、22時30分頃には完全に人が減り4連でも問題ないように見えました。とは言うものの、何があるか分かりませんので、事前の準備は必要なのでしょう。
翌朝6日の狭山線の始発の6101レ(西所沢 5時33分発・各停 西武球場前ゆき)には、回送で送り込まれた1247F(N101系4両固定編成)が充当されていました。
メトロ10000系の準急 西武球場前ゆきが2本ありましたが、ともに前面の表示はなぜか「準急 所沢」でした。
数ヶ月前に所沢駅で「準急 西武球場前」表示の上り列車を見たことがあります。メトロ10000系でした。表示が修正できなかったせいか、発車が遅れていましたが、結局その表示で発車していました。
2008年11月5日、西武球場前、左は到着するメトロ10018Fの4579レ(準急 西武球場前ゆき)
右は、西武新宿から到着後、車内の照明が落とされ留置中の2413Fほか
所沢市の商店街は、ライオンズが日本シリーズで優勝したら、駅前からパレードを計画しているそうです。初めてのことだそうです。
それにしても、ライオンズがまだ日本シリーズでがんばっていると言うのに、応援ヘッドマークを外してしまった西武鉄道の仕打ちはちょっとひどいんでないの、と思います。東京ドームはメトロ丸の内線で行けます。副都心線の池袋駅は、丸の内線との乗換えが便利と西武鉄道はPRしていました。副都心線・池袋ゆきの直通列車をヘッドマーク付で走らせて欲しかったと思う次第です。
明日はアニメ列車の出発式を池袋駅でやるようですが、そんなことしている場合ではないのです。
「若獅子の幼虫」が効いたのかな?
とは言うものの、出発式を私は見に行くことでありましょう。
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