電車の中吊り広告から創価学会の内部事情を考える
2009年1月20日頃からでしょうか、西武や東京メトロの電車に、『グラフSGI 2009年2月号』の中吊り広告が掲出されています。
広告左下の写真のキャプションに"「トルストイの時代」賞の盾を文豪の玄孫のウラジミール氏がSGI会長に(2008年12月 東京)"とあります。
写真に写っている横断幕も、日本語で、"「トルストイの時代」賞 授与式"と書かれているようです。
文豪・トルストイの御遺族御子孫が「トルストイの時代」賞を主宰しているのであれば、授与式の会場はロシア国内、横断幕にはロシア語、のはずです。
「トルストイの時代」は、イケダ先生の名声を広く日本国民へアピールするため、創価学会が考え出したイベントなのであろうか、と妄想してしまいました。
それにしては、あまりにもお粗末です。
創価学会が想定する一般国民は、横断幕がロシア語だとイケダ先生のすごさが分からないので、日本語でも良し、なのかな、とさらに妄想しました、が。
ロシア国内では公にできない、公にしない、「イベント」なのでしょうか。
信教の自由はありますが、同じ日本人として情けなくなるような行為はやめて欲しいものです。
宗教法人は税制面でも優遇されています、し。この中吊り広告も、税金のかからない、または税率が特別低い、お金で出しているのでしょうか?
事情を御存知の方は、コメントいただければ幸いです。
人を疑うことを知らないイケダ先生と創価学会が、国際的な詐欺に騙されて、まだ気付いていない?
参考リンク・文献
「「トルストイの時代」を築くために私たちは「尽力」を求めれた」(信者の方のブログのようです)
「池田大作氏に「トルストイの時代」賞。」(Yahoo! 知恵袋)
ベンジャミン=フルフォード『イケダ先生の世界 / 青い目の記者がみた創価学会』(宝島SUGOI文庫)、宝島社(ISBN:978-4-7966-6711-1)
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コメント
井上ひさしさんの新刊『ふふふ』(講談社文庫)を読んでいたら、トルストイが出てきました。
トルストイは全世界から「人生の教師」と呼ばれていたけれど、"実生活では、自分の妻さえ説得することができず、毎日のように醜い口論を繰り返していた"そうです。そして82歳、4度目の家出をし、急性肺炎で亡くなった、とのこと。そう言えば、そんな話を聞いたことがあったな、と思い出しました。
なおトルストイは「人生の教師」というあだ名は好まず、「28」と数字で呼ばれたがったとか。28日に、トルストイにとって良いことが何回も起きたから、だそうです。
色々と、考えさせられました、...。
投稿: 鈴木やす | 2009年2月 8日 (日) 21時09分
雑誌の広告では「トルストイ / ショーロホフ ロシアの詩人が~」と書かれていますが、トルストイとショーロホフはそれぞれロシアの作家です。
トルストイのフルネームが書かれているわけではありません。
念のため。
投稿: 鈴木やす | 2009年2月 8日 (日) 21時19分