東京メトロ・丸ノ内線で3月28日からワンマン運転開始
東京メトロは2009年3月28日(土)から丸ノ内線の全線でワンマン運転を開始します。
副都心線・池袋駅の駅員さんにお尋ねしたら、副都心線での実績もありますし、安全面で問題はありません、とのお話でした。
でも、私は不安です。
丸ノ内線は副都心線に比べ、駅間距離が短く、運転士への負担は、副都心線に比べ大きくなるはずです。施設も古いですし、副都心線比べると混雑していると思います。
地下鉄博物館では特別展「鉄道輸送における安全・安定運行の紹介」を3月17日から4月19日まで開催中です。利益重視の経営部門を牽制するメトロの良心の発露なのか、それともただの偶然なのか?
西武鉄道の駅ホームの発車案内表示には、テロ対策を強化していますという趣旨のメッセージがたまにスクロールしています。東京メトロは、テロ対策を緩和しますというメッセージを全身で発信しています。
「ECHIKA池袋」はなかなかおしゃれな地下街ですが、東京地下鉄は安全輸送をおろそかにしないでいただきたいものです。
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コメント
丸の内線を毎日利用しています。現在車掌は同乗してますが、ドア開閉は運転手が行ってます。また既に自動運転を実施し気のせいか同一速度での安定走行が多く、特に手動に比べホームドアと車両ドアのずれが無い停車は好感が持てます。また発車サイン終了と同時に事務的にドアが閉まりますが、以前より再開閉も減っているように感じます。
私としては発車ベルの後、ダラダラとドアを閉めない私鉄さんより安全度は高いと評価してます。
ちなみに私はメトロの社員ではない67歳の乗り物オタクです。最後になりますがいつも楽しい情報をありがとうございます。
投稿: ken | 2009年3月27日 (金) 21時09分
kenさん、こんばんは。
コンピュータの方がメトロ職員より電車の運転が上手とは、由々しき事態ですね。職員はやる気ないのでしょうか。
ワンマン運転は通常は問題ないのでしょうが、列車火災やテロなどで乗客を誘導する人が運転士だけ、はやっぱり怖いです。副都心線なども同様ですが。
車掌をなくすのならば、駅員を減らしてはいかがかと。西武鉄道はボランティアを募って、日中 駅を巡回してもらっているようです(実態はOBのような感じも受けますが)。
ATOは不要。鉄道全体として見るとアンバランスです。
自分たちで列車を運行すると言う労働の喜びがなければ乗務員は機械に使われるだけの存在、モラルの低下は必至です。
以上、一 鉄道ファンの感想でした。
投稿: 鈴木やす | 2009年3月28日 (土) 21時08分