西武6000系・連結面床下の空気配管
西武6000系・6050系の連結面床下の空気配管は編成毎に3パターンほどあるようです。
池袋線では、南側の床下です。
なお西武6000系を製造ロットで分けると、1次車が6101Fと6102F、2次車が6103F~6107F、3次車が6108F~6112F、4次車が6113F~6117F、5次車が6151F~6155F、6次車が6156F・6157F、7次車が6158F、となるそうです。
パターン1・レール方向に斜めと直角が混在
クハ6000形とサハ6400形・サハ6700形の連結面はレール方向に直角、それ以外の車両がレール方向に斜め(車端側が下がっている)です。直角の場合、高さ30cm、横が60cmほどでしょうか、上に開いたコの字形の配管となっており、垂直の補強らしきものが間に入っています。両者ともに、車端では車体中心軸に配管は向かい、その部分に弁が付いています。。
1次車と2次車の6101F~6107Fの7本と6108F・6109Fがこのタイプなようです。6110Fは不明ですが、パターン2かもしれません。
パターン2・レール方向に斜めだけ
すべての車両が、パターン1のうちのレール方向に斜め(車端側が下がっている)となっている編成です。
3次車・4次車の6108F~6117Fが該当するとわかりやすいのですが、6108Fと6109Fはパターン1でした。6111Fはこのパターンですが、6110Fは不明です。
パターン3・枕木方向に直角
全車、連結面の枕木方向に、ホッチキスの針が車端に突き刺さったような感じで、高さ20cm、奥行き50cmほどな感じで、配管がコの字形に突き出ています。配管が水平になった部分に弁が付いています。
6050系はすべてこのタイプなようですので、5次車~7次車の6151F~6158Fです。
6000系と同様に空気ブレーキが電気指令式の2000系やN2000系は下の写真のようになっています。編成毎の差はないと思います。
同じく電気指令式空気制動の3000系は下の写真です。
101系の床下機器を流用した9000系は、ブレーキは一世代前の電磁直通空気制動のため配管は3本です。弁は緑・赤・白と普通は色分けされています。
また中間車の6400形の床下にATS車上子らしきものも見えました。全編成を確認したわけではありません。6400形は東京メトロの誘導無線を装備しているそうですが、関係するでしょうか。
7月28日の6415や6409にも、床下にこの車上子らしきものが見えました。
適当な写真が撮れたら追加します。
クハ6015と2000系・3000系・9000系の写真を追加。サハ6415とサハ6409の床下について追記。(7月28日21時20分)
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