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2009年7月27日 (月)

西武6000系・連結面床下の空気配管

西武6000系・6050系の連結面床下の空気配管は編成毎に3パターンほどあるようです。

池袋線では、南側の床下です。

なお西武6000系を製造ロットで分けると、1次車が6101Fと6102F、2次車が6103F~6107F、3次車が6108F~6112F、4次車が6113F~6117F、5次車が6151F~6155F、6次車が6156F・6157F、7次車が6158F、となるそうです。


パターン1・レール方向に斜めと直角が混在


クハ6000形とサハ6400形・サハ6700形の連結面はレール方向に直角、それ以外の車両がレール方向に斜め(車端側が下がっている)です。直角の場合、高さ30cm、横が60cmほどでしょうか、上に開いたコの字形の配管となっており、垂直の補強らしきものが間に入っています。両者ともに、車端では車体中心軸に配管は向かい、その部分に弁が付いています。。

1次車と2次車の6101F~6107Fの7本と6108F・6109Fがこのタイプなようです。6110Fは不明ですが、パターン2かもしれません。



2009年7月14日、所沢、クハ6003を連結面側から撮影。


2009年7月14日、所沢、クハ6003を連結面側から撮影。



パターン2・レール方向に斜めだけ


すべての車両が、パターン1のうちのレール方向に斜め(車端側が下がっている)となっている編成です。

3次車・4次車の6108F~6117Fが該当するとわかりやすいのですが、6108Fと6109Fはパターン1でした。6111Fはこのパターンですが、6110Fは不明です。



2009年7月28日、所沢、クハ6015を連結面側から撮影。


2009年7月28日、所沢、クハ6015を連結面側から撮影。


パターン3・枕木方向に直角


全車、連結面の枕木方向に、ホッチキスの針が車端に突き刺さったような感じで、高さ20cm、奥行き50cmほどな感じで、配管がコの字形に突き出ています。配管が水平になった部分に弁が付いています。

6050系はすべてこのタイプなようですので、5次車~7次車の6151F~6158Fです。

6000系と同様に空気ブレーキが電気指令式の2000系やN2000系は下の写真のようになっています。編成毎の差はないと思います。



2009年7月28日、所沢、クモハ2403(左)とクハ2404の連結面床下。


2009年7月28日、所沢、クモハ2403(左)とクハ2404の連結面床下。


同じく電気指令式空気制動の3000系は下の写真です。



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2009年7月28日、所沢、クハ3105(左)とモハ3105の連結面床下。


2009年7月28日、所沢、クハ3105(左)とモハ3105の連結面床下。


101系の床下機器を流用した9000系は、ブレーキは一世代前の電磁直通空気制動のため配管は3本です。弁は緑・赤・白と普通は色分けされています。



2009年7月28日、所沢、サハ9704(左)とモハ9804の連結面床下。


2009年7月28日、所沢、サハ9704(左)とモハ9804の連結面床下。

この車両は、汚れのためか弁の色が分かりません。

また中間車の6400形の床下にATS車上子らしきものも見えました。全編成を確認したわけではありません。6400形は東京メトロの誘導無線を装備しているそうですが、関係するでしょうか。



2009年7月15日、所沢、6456の床下。


2009年7月15日、所沢、6456の床下。

左端の床下に、ATSの車上子らしきものが見えます。


7月28日の6415や6409にも、床下にこの車上子らしきものが見えました。

適当な写真が撮れたら追加します。

クハ6015と2000系・3000系・9000系の写真を追加。サハ6415とサハ6409の床下について追記。(7月28日21時20分)


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