09年10月、朝日新聞に西武電車の話題二つ、ほか
最近、朝日新聞に西武鉄道の話題が二つ載っていましたので、ご紹介方々感想など。
入間航空祭で「パーク&レールライド」を実施
2009年10月21日の朝日新聞朝刊の第2埼玉面に、「狭山の入間航空祭 車+電車で混雑解消」という記事がありました。
11月3日は、西武池袋線・稲荷山公園駅が最寄りの航空自衛隊入間基地を一般公開する「入間航空祭」が開催されます。例年、西武池袋線は臨時ダイヤとなり、一部の列車は通勤ラッシュ並の混雑になることもあり、入場者は20万人規模。
そこでJTB首都圏と西武鉄道が協力。利用者は、会場から約13kmの西武狭山線・西武球場前駅近くの駐車場に車を預けて、電車で稲荷山公園駅へ向かう。航空祭の会場は同駅の目の前。
駐車場は西武グループ所有で、450台分を用意する。
JTBのサイト(http://amarys-jtb.jp/iruma2009)で事前の申し込みが必要。料金は1台1000円、とのこと。
西武球場前駅から稲荷山公園駅へ行くには西所沢で乗り換えが必要ですが、通常はホームの向かい側の停車なので、乗り換え自体は楽です。
池袋線の電車は当日かなり込みますが、渋滞は避けられますので、遠方から自動車で来場をお考えの方には便利でしょう。
「銀河鉄道999記念切符」、再び発売
10月23日の朝日新聞朝刊・社会面に「『999切符』また買えます」が掲載されていました。
9月9日に発売されたこの記念切符は私も購入出来ませんでしたが、5時30分ころには売り切れたと、以前も朝日新聞が記事にしていました。
今回発売する切符は9月9日の限定販売分と価格・図柄は同一。発行番号を3000番台からとし、区別するそうです。
西武鉄道「スマイル&スマイル部」で通信販売を10月23日から受け付けるほか、練馬区内の12駅(限定販売だった駅)でも11月1日から後日引換の申し込みを受け付けるそうです。詳しくは、(リンク先はPDFファイル)西武鉄道のサイトに案内がありますので、ご参照ください。
23日の朝日新聞の記事によると、同紙の投書欄に掲載された、この記念切符売り切れを悲しむ幼稚園児の話が再販売を大きく後押ししたとのこと。
銀河鉄道999の原作者・松本 零士氏からは「楽しみにしていた子どもたちを悲しませちゃだめだ」とのお言葉があったとのこと。
個人的には、子供を甘やかしてどうする、と思わないでもありませんが、折角ですので、私もおこぼれに預かろうと思う次第です。
9月9日に駅売店で販売したオリジナルピンバッジも11月下旬に、デザインを一部変更して販売すると西武鉄道のニュースリリースにありました。
竹中 平蔵・慶応大教授はソ連の失敗を学んでいない?
突然話は飛びますが、10月21日の朝日新聞朝刊・オピニオン面に、竹中 平蔵・慶応大学教授のインタビューが掲載されていました。構造改革を声高に叫んだ小泉政権で、経済財政担当相や郵政民営化担当相・総務相を努めた方で、いわゆる「構造改革」の、言い出しっぺ、のような方です。
インタビューでは民主党政権に成長戦略がないなどと批判し、成長のためには法人税引き下げと規制緩和が必要、不十分な規制緩和が格差の原因、などと主張していました。
医療・福祉・教育で規制を緩和すると貧困層が困らないかという問いに、「最低限のナショナルミニマムを確保した上で、自由な選択の場を広げるんです。」「100万でも1千万でも払って名医の治療を受けたい人はいる。」「世界的名医といわれる人が風邪の治療もしている。それは若い先生が経験を積むためにやってもらえばいい」などと答えています。
100円・1000円の医者と、100万円・1千万円の医者、とは誰がどのように判断・決定するのでしょうか? 年功序列?
ただの風邪だと分かっていれば、若い先生の練習台になってあげても構いません。もしかするとこれは難病のあの○○病ではと先生が疑っていたら、私でも、違う違う、これは風邪、君はまだまだ未熟だね、と説教もしてあげられます。
竹中氏は、医者の優劣は数値等で序列化可能、病状の判断は誰でも可能とお考えのようですが、ふと、ソビエトの計画経済を思い出しました。
また、100万でも1千万円でも払えないけれど、名医の治療が必要な人はどうなるのでしょうか?
重病人になるとお金持ちになるような制度設計をしていただけるのであればまったく問題はないのですが、重病人がみな自動的に100万・1千万円を喜んで払えるようにするわけで、いかほど、国家予算からご用意すればよろしいのかな、とちょっと不安になりました。
ちなみに、法人税は下げます。
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