東京メトロ・有楽町線 市ヶ谷駅の剛体架線は汚れが点々でした
東京地下鉄・有楽町線の市ヶ谷駅に2010年1月17日(日)の朝、行ってきました。この駅で15日(木)の朝に東武9000系のパンタグラフから火花が出て、有楽町線の池袋~有楽町間が約2時間半止まりました。
市ヶ谷駅は島式ホームで、和光市方がカーブしています。新木場ゆきの場合、左にゆるくカーブしながら進入します。
剛体架線をざっと見たところ、黒い汚れが点々と付いている場所が多く見られました。新木場ゆきにくらべ和光市ゆきの方が少なく、汚れの間隔も和光市ゆきがより長い傾向に見えました。カーブしている和光市方より、直線の新木場方に汚れた箇所が多いように感じました。
5本の列車の着発でパンタグラフを見ていましたが、東武9000系の到着時に小さなスパークがあっただけでした。
事故の後で架線をやすったのかも知れませんが、ちょっと、期待はずれでした。
数年前のメトロ半蔵門線・神保町駅は波状摩耗でした(ホームから見た限り)。パンタグラフと架線の接触部分から火花が飛び、それが屋根に落ちる様はなかなかキレイでした。東急 8500系ならば大抵 見られました。
最後に、市ヶ谷駅の、和光市ゆきの剛体架線にあった継目部分です。補強板が付いていました。周囲は、特に汚れが多いという感じではありませんでした。
(参考) 「東京メトロ有楽町線、一時運転見合わせ」、1月15日11時27分、読売新聞
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コメント
市ヶ谷駅の9152Fの架線トラブルは、
当該車両が森林公園出庫時に3基あるパンタグラフのうち
2基が上昇していないことに気がつかず、
そのまま1基のみで運転してきたこと、および
その後乗り入れ先の有楽町線内の混雑により
列車起動時の電力負荷がパンタグラフ1基では耐え切れずに
集電板が焼損してスパークしたものです。
すでにご存知でしたら申し訳ありません。
投稿: 取りすがり | 2013年8月21日 (水) 10時17分
取りすがりさん、こんばんは。
なかなか豪快なトラブルだったんですね。
母線を引き通しているのでパンタ1基から全ユニットに電力供給可能なんでしょうが、真夏なら大きな冷房負荷も加わり、市ヶ谷駅までたどり着けなかったかもしれませんね。
投稿: 鈴木やす | 2013年8月22日 (木) 21時15分