最近の、単行本と週刊誌のお話
2012年のベストセラー
本屋さんの問屋さんな日本出版販売株式会社が、2012年の年間ベストセラー(2011年12月1日からの1年間)をまとめました。
第3位が池田 大作著『新・人間革命(24)』聖教新聞社刊、第20位が大川 隆法著『不滅の法 宇宙時代への目覚め』幸福の科学出版刊でした。
リブロ池袋本店の週間ベストセラーにしばしば1位で登場していた『不滅の法』ですが、日本全国で見ればそれほどではありません。同店に幸福の科学の信者は非常に多い、と判断して良いものなのか?
なお『人間革命』は、同店の週間ベストセラーで1位を1回だけ見たことがあります。本日の同店、1位は大川 隆法著『天照大神の御教えを伝える』でした。最近は、毎週確認してはいません。
ところで上記の日販の順位は「総合」部門です。「単行本ノンフィクション」部門だと、『新・人間革命(24)』が第2位、『不滅の法』は第4位でした。
「日本らしさを、取り戻す。」(自民党の選挙スローガンでした(2013年5月10日 22時10分追記))はまだまだだぞ、と思いましたが、こういうことを書くとバカにしていると怒る人は多いんでしょうか? 少ないとは思いますが。
週刊文春12月20日号、西武HDの負の話題があるもトモニーで販売
12月16日(日)に乗車したメトロ10000系で、「西武後藤社長」の文字が見える週刊文春の車内広告がありました。芳しくない話題な感じ。
西武鉄道の駅売店・トモニーでこの週刊誌が売られていたので購入したら、大株主のアメリカの投資ファンドと西武ホールディングスとのいざこざでした。10月から11月ころのお話なようです。後藤 高志社長の良い評判も紹介されていました。
一方、西武HDのウェッブサイトに11月21日付で、「主要株主の異動及び筆頭株主の異動に関するお知らせ」が掲載されています。
上記の記事で西武HDを批判しているとされていた投資ファンドの所有株式議決権の割合が、19.84%から0.0%や10.09%から4.99%へ減ったという内容です。該当のファンドは2社あるようですファンドグループ内で変化し、筆頭株主が「株式会社NW コーポレーション」になったという内容です(この文書、株式を「個」で数えていまするのでおかしいなと思ったら、議決権なので、それで良いようです。)。(12月18日 20時15分、修正・追記) (2013年5月10日 22時10分、「株式会社NW コーポレーション」の件を修正・追記)
週刊誌の記事は正しいのか、正しいとしてもなぜ今この記事なのか、疑問ではあります。
なおこの記事などによると、後藤 高志=西武HD社長は中学・高校は成蹊学園を卒業。自民党の安部 晋三=総裁は小学校から大学まで同学園を卒業生しているので、同学園OBの後援会があり、後藤氏はその会長とのことでした。こちらも、もしかすると誤りがあるのか、正しかったとしても今は違うのか?(1月4日 20時5分、後藤氏は成蹊学園の大学を卒業していないと分かるように文面修正。)
いずれにしても、西武HDの再上場はまだなようではあります。有価証券報告書にウソを書いたため、西武鉄道の株式は上場が廃止されています。
引き続き、電車の話題もアップします。
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コメント
日曜日の衆議院選は都知事選とのダブル選挙でしたが,衆議院選は投票率が低下したのに対し,都知事選は投票率が上がっていました。でも衆議院選挙は自民・公明党が圧勝し,民主は敗北になりました。今回の選挙はポスターもあまり貼られていなかった気がします。なぜなんでしょうか。気になりました。
投稿: 小手指嵐ちゃんクリニック | 2012年12月17日 (月) 20時47分
単行本のベストセラーで宗教関連の本しか取り上げないところが偏屈な鈴木やすらしい。
言いたいことがあるならわかりやすくはっきり書けバカ!
投稿: | 2012年12月18日 (火) 14時21分
みなさま、こんばんは。
西武HDの文書内の株式数の「個」については、私の誤解があったので、追記・修正しております。
今回の選挙のポスター、私はそれなりによく貼ってあった、との印象を持っています。
> 小手指嵐ちゃんクリニックさん
投稿: 鈴木やす | 2012年12月18日 (火) 20時14分
お二方とも成蹊出身なのは事実です。
投稿: 快速急行東村山行き | 2012年12月19日 (水) 06時12分
快速急行東村山行きさん、こんばんは。
後藤=西武HD社長が、成蹊OBの安部晋三後援会の会長をほかの人に譲ったとか、あるのかな、と思ったりしました。
投稿: 鈴木やす | 2012年12月19日 (水) 21時34分