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2013年12月23日 (月)

紙幣なんか虚構、と言うけれど、...

お金は宗教みたいなものと言う人がたまにいます。

お札の製造コストは雀の涙ほどでそれ自体の価値はないのに有り難がる、ということです。

確かにお札の価値をみんなで信じているから世の中は成り立っているわけで、信じる、という点において宗教に見えます。


しかし私は、紙幣は宗教でなくてルールだと考えます。


お札という物体に価値がないけど、価値あるものとして扱うというルールがあるのだと思います。

お札の価値を信じてるのでなく、お札の価値を知っているということかと。


お札が本当に紙屑になることはあり得ます。何も買えない。それでもお札はお札。

宗教にしろ何にしろ、それは変わらない。


文明社会に生きる知識人と呼ばれる人が、お札は宗教みたいなものと言うのを聞くと、今のお札の価値が紙屑と同じになる時のために免罪符を今から買っているのかな、と思うこともあります。


日本の国家財政の赤字は巨額です。国庫を救う称して消費税を増税するのに、今の自民党政権はコンクリートや軍事への支出は増やします

国債や日本銀行券(紙幣)の価値が暴落する日が来るかもしれません。

国民主権の民主主義社会が今の日本の建前(脱原発や特定秘密保護法の現状を見れば分かります)なので、その日が来たら、低能な政治家の責任を一緒に国民が負うことになるわけですが、権利について建前なのだから義務についても建前で終わらせたいとは思います。


とは言え、現・1万円札が紙屑になった時、政府に怒鳴り込んでも、お店の人に文句言っても、現・1万円札は紙屑のままでしょう、....。


以上は、佐高 信・佐藤 優共著『世界と闘う「読書術」』と、岩井 克人著『ヴェニスの商人の資本論』を読んでの感想でした。

どちらかの言葉尻をとらえての寄稿です。

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コメント

鉄道関連では2012年9月に追浜京急田浦間で土砂災害があった京急1500形1701編成が12月上旬に廃車されました。私は京急1500形では8両編成の方が好きです。6両は編成改番が行われたりして興味がある車両です。1701Fは1990年に都営乗り入れ旧1000形を置き換えた車両でもありました。一番好きな編成で残念です。

投稿: 小手指嵐ちゃんクリニック | 2013年12月23日 (月) 21時05分

みなさま、こんばんは。

1700形はアルミ車だったと思います、こういう事態には弱いんでしょうね。
 > 小手指嵐ちゃんクリニックさん

投稿: 鈴木やす | 2013年12月27日 (金) 21時31分

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