日本国憲法を日本語の文章として読んでみました、その４

かなり間が空いてしまいましたが、日本国憲法を、日本語の普通の文章として読んでみる試みの4回目です。

今回は、

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。

です。

分かりやすいように書き下してみました。

• 日本国民は、世の中がずっと平和であってほしいと願っています。


• 日本国民は、とても気高い理想が人々の仲をとりもっていると深く自覚しています。


• 各国の人々は平和が大好きなので、みなさん公正だし、信頼できると考えて、それを前提に安全や生存を維持しようと、日本国民は決意しました。

どこの国にも、詐欺師もいれば、強盗もいれば、痴漢もいれば、殺人者もいれば、睡眠時無呼吸症の人もいます。

みんながみんな、公正で信頼できるわけでも、命を託せるわけでもありません。

しかし根っからの悪人は少ないと思います。

憲法のこの前文はおおむね妥当であると、私は思います。

しかし総理大臣をやっている安倍 晋三さんは違うそうです。本日の朝日新聞 朝刊が紹介していました。

彼は「自分たちの国民の安全、命を他国の人たちの善意に委ねていいか、このこと自体を疑問に思わない方がおかしい」と批判したそうです。

アメリカ軍に守ってもらいますとこの前文は言ってると勘違いしてるんでしょうか？

「前文は何回読んでも、敗戦国としての連合国に対する詫び証文でしかない」とも言ったとか。

前文の“諸国民”には、日本と同様に敗戦国のドイツやイタリアも含まれていると思うんですが、...。

“諸国民の公正と信義に信頼”してないから、安倍晋三さんは、私にフェイスブックを見せないのかもしれません。何を書かれるかわからない、と怖れて。

でも、本当に私が心配だったら、フェイスブックを見せないだけでは済まないと思うぞ！

特定秘密保護法がありました、ね。

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ここしばらく忙しく、コメントに返事もせず、電車の話も書かず、申し訳ありません。

それなりに鉄活動はしているのですが、ブログの更新まで手が回りません。

本日は憲法記念日と言うことで、ご容赦を。