西武「秩父いちごOh!園(応援)号」、HMは“負けない!”
西武鉄道は2015年1月16日(金)から、池袋線の8両編成20151Fを「秩父いちごOh!園(応援)号としてヘッドマークを付けて運転を始めたようです。
私は17日(土)朝に初めて見ることができました。
下の写真は4204レですが、5201レも20151Fだったようです。
車内は、中吊りだけ秩父のいちご狩り観光の広告に統一されていました。それ以外の広告は通常と変わらず。
17日はこの20151Fを使って、池袋から西武秩父へ直通の急行が運転されました。2103レと5013レを合わせて20151Fが走破。
20151Fは直通急行の後は飯能~秩父間を往復するのかと思っていたら、西武秩父から折り返し池袋直通の準急となりました。5024レと4120レを20151Fが走破しました。
今回のヘッドマーク、西武鉄道の発表資料(リンク先はPDFファイル、なお西武秩父から池袋へ直通の準急はこの資料に記載なし)を見たときはいちごが描かれててかわいいなと思った程度でしたが、実物を見たら“負けない!”が目立ち、思いのほかメッセージ性が強く、びっくりしました。
農家の皆さんは大変だったんだなー、あんな雪の多い所でと一瞬 同情したのですが、私の脳味噌がスルスルと、あんな雪の多い所で無理してハウス栽培しなければ良いのに、いちごなんか露地栽培可能な暖かい所で作れば十分と、勝手に考えてしまいました。
栃木など比較的寒そうな所のイチゴが有名でもあるようなので、ウィキペディアの「イチゴ」を確認してみました。
寒冷地だと、夏の低温処理に特別なこと(冷蔵処理)が不要というメリットがあるようです。
最近は原油が安くなったので良いかもしませんが、ハウス栽培だと燃料代もかかると思います。温泉でまかなえるのであれば別ですが。
よくは分かりませんが、地球温暖化の問題もありますし、電車のヘッドマークで「負けない!」と宣言せねばならないほど歯を食いしばらねばならないのであれば、別の産業に転換した方が良いような感じは残ります。
このあたりの違和感を、マスコミさんなどの調査報道で埋めていただけるとうれしいな、と思ったりしました。
なお秩父の雪について言えば、昨年の大雪は例年の5倍程度の積雪だった(リンク先は気象庁のページ)ようです。
1月15日(木)のお昼は西武・池袋駅で、この秩父のいちご狩りの観光キャンペーンがありました。
この日、私は別件で休んでいたので現場を13時すぎに通ったのですが、お姉さんが一人 元気にパンフレットを配っているだけで、他のおっさんたち(見た感じ)は人の通らないデパートのエレベーターの前でのっそり立ってるだけ、な感じでした。
イマイチ、やる気を感じない。エレベーターが降りてくるのを待ってただけかもしれませんし、疲れてただけかもしれませんが、イロイロあるのかなと、今になって思ったりもいたします。
パンフレットを催促したら、「食べにきてくださいね」と言ってくれたので、杞憂とは思いますが。
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