黄色の西武6157Fの新しい制御装置と、何やら工事の仏子駅
2015年12月6日(日)は、黄色になった西武池袋線6157Fは線内・優等列車運用に就き、2138レなどを走っていました。
奥に見える山みたいなものは、加治丘陵の裾野で、山というほどではないと思います、念のため。
6157Fは、主電動機は永久磁石同期電動機、主制御装置はIGBTの新型、フィルタリアクトルはアルミ製に、それぞれ交換されています。東芝製です。
なお6156Fについても三菱電機製の新型に交換されていますが、こちらは、主電動機は誘導電動機です。
二編成はともに、この機器交換工事を武蔵丘車両検修場で3月27日に完了。GTO素子のVVVFインバータ制御装置の、既存の6158Fにくらべて30%以上の省エネ化が図られました。
6000系の残り23編成についても、5年かけて制御装置を更新することを西武鉄道は検討しているそうです。
以上、『鉄道車輛年鑑 2015年版』(鉄道ピクトリアル 臨時増刊号)からの受け売りでした。
排気ガス不正のフォルクスワーゲンや、会計不正の東芝など、企業の不正が日常茶飯事ですが、6156F・6157Fどちらも加速時・制動時がとても静かになったことは確かです。
ところで、12月6日のお昼前の仏子駅では、上り出発信号機を何やら調整しているようで、下の写真では見にくいと思いますが、信号機の裏に人が貼りついて作業していました。
また上りホームの飯能方にも職員さん(乗務員さん管理職?)がいて、何やら指示しているようでもありました。
ホーム上に工事囲いがありますが、中は土嚢が入っているだけな感じでした。池袋方で架線柱の交換工事も行われていますので、その関係かもしれません。
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