将来の北陸新幹線高架橋を今は えちぜん鉄道が仮線に利用
2016年7月10日(日)・11日(月)は福井に行っていました。その中からいくつか。
福井駅周辺のJRは高架化事業が進められています。JR北陸本線と、北陸新幹線の予定ルート、そして並行するローカル民鉄の「えちぜん鉄道」の線路が高架化されます。
そして2015年9月27日、将来の北陸新幹線の高架橋が一通りできたのでしょう、その上をえちぜん鉄道の列車が走り始めました。
その横に えちぜん鉄道の高架橋を建設するため、仮線に移ったわけです。
えちぜん鉄道の福井口駅は周囲を高架橋が覆うなか、地上に残っています。
そこから単線で、北陸新幹線の高架橋へ上がり、高架橋上から複線となっていました。
福井駅、ホームの先の電留線が面白そう
終点の福井駅は1面2線の普通の頭端駅かと思ったら、線路はホームからさらに50メートルほど伸びていました。線路が浮いているように見えます。
ホームの先の線路は車止めがないので過走事故の時の余裕かな、と思ったら、7月11日(月)夕方はここに車両が留置されていました。10日(日)の夕方は空いていました。
11日(月)は16時半ころは2本の線路に1両ずつ、19時半ころも計3両が留置されていました、増解結の運用があるのかもしれません、調べると面白そうです。
2016年7月11日 16時半過ぎだったと思います。
えちぜん鉄道福井駅。
ホームの先の電留線に単行車両が2両 留置中。
手前は遺跡の発掘中。発掘地の囲いの一部が透明になっていてそこから撮影できました。
車止めと車両先頭部との距離は10メートルほどでしょうか。過走しても、下は遺跡発掘地になっているので、人的被害は大したことはなさそうです。
新福井駅、北陸新幹線の高架橋上を歩ける構内踏切
高架橋上の新福井駅です。相対式ホームで、構内踏切がありました。
地上への出口は福井駅方面にだけあります。勝山や三国港方面の乗客は、将来の北陸新幹線の高架橋の上をちょっと歩いて、反対側のホームに上がります。
福井駅から、えちぜん鉄道の仮設線路はJR北陸本線と並行しているので、新福井駅のすぐ横をJRの特急列車や貨物列車も通過して行きます。
新福井駅は無人駅なので、列車から降りると新福井駅までの運賃支払いが求められます。
福井駅までの通しの切符でちょっと降りて撮影はできないようなので、ご注意くださいませ。
この高架化事業については、福井県のウェッブサイトの「福井駅周辺整備事務所」ページに資料がいろいろ掲載されています。
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