福井の「フェニックス田原町ライン」を見てきました
2016年7月10日(土)と11日(日)は福井へ行き、この春に始まった、福井鉄道とえちぜん鉄道の相互直通運転「フェニックス田原町ライン」を見てきました。
朝に2本ある、福大前西福井ゆき(越前武生発)の2本目です。F1002編成。
福大前西福井駅では下り方面の1番ホームへ到着し、そこからそのまま越前武生へ折り返して行きました。
福井鉄道線内を走るえちぜん鉄道の乗り入れ車両。7月10日11時21分にサンドーム西駅を通過した急行の鷲塚針原ゆきです。
えちぜん鉄道の乗り入れ車両は2両編成で、福井鉄道の3両編成に比べると短く、ちょっと、かわいい感じ。愛称「ki-bo」(キーボ)は、それらしいです。
鷲塚針原 9時49分発の、急行 越前武生ゆき一番列車から運用に入っていました。
えちぜん鉄道側の、乗り入れの端となった鷲塚針原駅です。右端の低床ホームで、福井鉄道のF1001編成が折り返しを待っている隣に、三国港からやって来たえちぜん鉄道の2両編成(7010ほか)の2両編成列車の福井ゆきです。
鷲塚針原駅の低床ホームに到着した「ki-bo」ことL-01編成は、乗務員さん(車掌?は男性)が窓ガラスを拭いたり、掃除していました。
そして珍しく2両編成の三国港ゆきが12時30分に到着。
相互直通運転は超低床車だけかと思っていたら、福井鉄道の在来車(と言っても数年前に名鉄からやって来たわけですが)も使われていました、鷲塚針原駅からえちぜん鉄道を走って15時4分頃に田原町駅へ到着した、福井鉄道の773ほかの2両編成です。
7月11日10時50分頃に商工会議所前~赤十字前間を走る776ほかの急行 鷲塚針原ゆき。
超低床車ばかりではない福井鉄道からえちぜん鉄道への乗り入れ、新田塚駅では福井鉄道777ほかの急行 越前武生ゆきが、7005ほかの三国港ゆき到着後、発車して行きました。
相互直通運転は、両社の超低床車2本ずつが担当で、ほかに福井鉄道の770形2本が予備車になっているそうです。
7月10日(日)はL-01編成を見かけず、11日(月)はL-02編成を見ませんでした(福井口の車庫の建屋内にいるのは見ました)。
代わりに福井鉄道の770形が担当したようです。10日・11日ともに、越前武生10時14分発の、急行 鷲塚針原ゆき2番列車からの運用に入っていました。
なお7月11日(月)の776+777の場合、相互直通運用に入る前は、田原町7時40分発 普通・越前武生ゆきに入っていたので、越前武生6時45分発の急行 田原町ゆきもこの編成だったかもしれません。
JR福井駅前。
以前の福井駅前の福井鉄道は、撮影場所の背後、商店街の路上で乗り降りしていました。この3月27日にJR駅側へ延伸し駅前広場へ乗り入れ、立派なターミナルとなりました、1時間に2本しか運転がない(越前武生ゆき)のが玉に瑕、ですが。
イカロス出版の「路面電車EX 2016 Vol.7」掲載の清水省吾著『福井に日本初の本格的トラムトレインによるLRTが誕生』を参考にさせていただきました。
広島電鉄宮島線もトラムトレインだと思いますが、広島より人口密度が低い地方都市のこの試みは勇敢と思います。
信用乗車制度・IC乗車券や運転本数増加などで、さらなるLRT化を期待したいと思います。
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