台風9号で法面が崩壊した西武多摩湖線の現場と、武蔵大和駅の振替輸送
2016年8月28日(日)の午後は、台風9号(22日)で法面が崩壊した、武蔵大和駅〜西武遊園地駅間の現場の様子を見てきました。
不通区間・萩山〜西武遊園地間内の武蔵大和駅へ、東村山駅が起点となったバスによる振替輸送も。
土砂崩壊に遭遇した1261Fの搬出
東村山駅15時6分発の路線バスに乗車し、15時16分頃に武蔵大和駅へ到着すると、駅からモーターカーが出てきました。モーターカー3台の後ろには、法面崩壊に巻き込まれた国分寺ゆき1261Fがつながっていました。
一部の車両は側扉が開かれ、何やら確認している人も見えました。ゆっくりと、萩山駅方向へ。
武蔵大和駅の萩山方は曲線になっています。1261Fの開いた側扉から、作業員さんが下をのぞき込み、非常にゆっくりと進んでいました。
代行バス
武蔵大和駅の振替輸送の起点となった東村山駅では、改札口の端が専用出入り口となり、駅員さんが立って振替乗車票を渡したりしていました。
改札口からバス乗り場への途中に、バスの時刻表が置かれていました。立川駅北口ゆきの通常の路線バスと、東村山駅~武蔵大和駅間の臨時代行バスの時刻が掲載されていました。
東村山駅から武蔵大和駅へ16時27分に到着した代行バス(東村山駅16時20分発)。旅客が降車後、回送となって直進し、この先の交差点を左折。
折り返し武蔵大和駅16時33分発の代行バスになるかと思ったら、“この先の交差点”の奥から直進して別のバスが回送されて来ました。
代行バスは途中の停留所は通過してました。
左の写真は、武蔵大和駅の入り口付近。築堤上に駅舎・ホームがある駅なので、下の道路に面した出入り口を封鎖し、振替輸送の案内を掲示していました。
土砂崩壊現場の様子
武蔵大和駅から西武遊園地駅方向へ、東側の道路を歩いていたら、線路脇に工事現場が出現。ここから機材搬入・土砂搬出をしているようです。テレビカメラで撮影の様子でした。
下の写真で、撮影場所の真下は武蔵大和駅のホーム北端あたりです。300メートルほど先でしょうか、法面崩壊の復旧現場が見えました。右側の土手が大きく崩壊したようです。
ちなみに撮影場所は都立公園の中です。
崩壊現場から線路を挟んで反対側からの撮影。西武遊園地駅方面はレールを撤去し、鉄板らしきを道床上に敷いて作業用自動車の通路としていました。
先ほどの工事現場を反対側から見ました。
西武池袋線・入間市駅から仏子駅へ進むと、線路の下を片側2車線の国道16号線が通っています。28日午前は、南行きが通行止めになっているようで、車の走行がまったくなし、スポーツカータイプの1台がポツンと止まってましたが(実際は北行き2車線だけを使った対面通行になっていた模様)。
霞川・国道16号・西武池袋線が立体交差していますが、国道16号の橋の下、南行き車線側で何やら工事している様子がありました。こちらも台風9号で被害があったそうです。
8月27日(土)は再び西武秩父駅にSLが入ったようですが、用事があって、行けませんでした。
そういうわけで、入間市長の存在も、無視。
台風9号で航空自衛隊入間基地内の西武池袋線が冠水したけれど、線路から見える入間基地内の窪地においてあるドラム缶100本くらいがプカプカしたら西武池袋線を止めたくなりますかね、やっぱり、とか聞いてみても良かったなと思いつつ、...。
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