2021年2月23日午前、西武バスの自動運転実証実験を見てきました

埼玉県飯能市で西武バスの自動運転の実験が始まると言うので見てきました。
2月23日(休日)9時42分頃、飯能駅の南口に「実験用車両」と大きく書かれた新デザインの西武バスが到着。美杉台ニュータウン9時24分発の、自動運転の第1便です。

2021年2月23日 9時42分頃。飯能。

到着する実験用車両の飯能駅南口ゆき西武バス。

2021年2月23日 9時42分頃。飯能。

きちんとロータリーを回って駅舎前の降車場へ進みます。

降車が終わるとまたロータリーを回って、留置スペースに入りました。手前は普通の西武バスの美杉台ニュータウンゆき。

2021年2月23日 9時44分頃。飯能駅南口。

降車し、留置スペースへ入った、実験用車両の西武バス(奥)。

光線状態が悪いですが、休憩中の実験用車両です。あちらこちらに目があって、気味が悪いといえば悪いけど、撮ってると分かるので良いかもしれません。

2021年2月23日 9時52分。飯能駅南口。

10時0分発の次のお仕事まで休憩中の実験用車両。

事前に応募した人だけが乗車可能な実験用車両ですが、第2便も満員だったようです。通常のバス停から発車します。

2021年2月23日 10時2分頃。飯能駅南口。

右が自動運転実証実験の美杉台ニュータウンゆき、左は通常の西武バス。

自転車を飛ばせば並走・追い越しも可能な速度で実験車両は美杉台ニュータウンへ向かいました。
法定速度で走っているであろう、監視カメラ満載のバスと競争するのも憚られたので、入間川の袂でお見送りいたしました。

2021年2月23日 10時5分頃。飯能大橋の駅側から。

橋を渡りきった自動運転実験の西武バスをお見送り。

この実証実験は2月23日(休日)が初日で、25日・28日と3月1日・3日・5日・7日の日照時間帯に、それぞれ4往復 行われていたようです。
乗車にはインターネットのサイトから整理券を取得する必要がありました。安全のため、全員 着席での営業としていました。
自動運転はレベル２の部分支援で、運転手さんは乗務する形ですが運転操作は基本しないようでした。
技術的には群馬大学が主導です。
開始以外に報道はなかったと思うので、事故なく実験は終了したのだと思います。開始のニュースリリース「通常営業の路線バスによる自動運転実証実験 - 西武バス」(PDFファイル)は西武バスのサイトにもあります。