2021年6月12日(土)午後の池袋駅周辺、陰謀論の人達と、COVID-19感染状況について
COVID-19緊急事態制限中の、お昼の池袋駅前。夏の日差し。人出も多く、新潟県から高速バスも来てました。
そんな中、陰謀論に染まった方々が街宣活動してました。



2021年6月12日 15時半頃。池袋。東口の前。
陰謀論の皆さまのアップ。
ティッシュを添えてチラシを配っていらっしゃいました。「PCR検査がコロナ感染拡大を作り出している!」「無症状者が他人にうつすという証拠はない!」「新型コロナウィルスは病原体として証明されていない!」「遺伝子ワクチンは安全ではない!!」「コロナここまでやる必要あるの?」とか、書かれてました。
インフルエンザの死者が日本で毎年1万人いるというお話も。
厚生省のサイトでは、季節性インフルエンザによる死者は毎年 200人〜2千人です(超過死亡者数は約1万人と推計とのこと)。
COVID-19の死者は6月12日までの累計(約16ヶ月間)で約1万4千人です(2020年2月13日が最初、超過死亡者数は?)。
なお死者・感染者数は朝日新聞のサイトに拠っています(これまでも・これからも、厚生労働省のサイトとは微妙にズレてます)。
この日のCOVID-19は、新規感染者/死者がそれぞれ1939名/55名でした。
新規感染者は5月中旬に約6500名のピークを記録、次第に減って3月下旬と同じレベルにまで減っていました。
この時の緊急事態宣言は4月25日から、東京都・京都府・大阪府・兵庫県が対象で、当初は5月11日まで。
対象の増減はあったものの関東は東京都だけで推移し、それも6月20日(日)を最後に終了しました(沖縄県だけ7月11日まで延長)。
政府のサイトの「新型コロナ感染症対策:各種データ」によると、池袋駅周辺の人出は、
- 感染拡大前の2020年冬(1月18日〜2月14日の休日平均)と比較すると、15時台がマイナス23%、21時台がマイナス44%とのこと。
- 最初の緊急事態宣言が出された2020年4月7日(火)と比べると、15時台がプラス13%、21時台がプラス2%とのこと。
でした。
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コメント
私は早朝池袋で仕事をしますが,東口の方に行きます。結構東口はサンシャインのところは会社が多く,さくらトラム線の線路側は住宅が多いです。
投稿: 小手指嵐ちゃんクリニック | 2021年7月 4日 (日) 14時15分